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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル 福祉住環境コーディネーター Miketoyの85点人生のライフログ

適切に使えば良い教材になるのでは?

私は教師をしているから、適当な教材がないかを常日頃注意して探している。同じような発想だと思うが、名古屋のある小学校の若手教師が今回の日本人殺害問題の殺害映像を教材にしたと言う。どのような使い方をしようとしたの真意を聞いて見る必要があるが、やはり不適切かなという気はする。

実は私も、具体的な事例研究できるテーマとして、大学生の年代ならば適当ではないかと、(今が授業シーズンならばだが)ゼミで教材の一つにどうかと検討をしていたのである。今回の事件は、関係者がいろいろな思惑で何かしらの関与をしている。その関係者が何を思って行動しているかを推し量ることは、相手の立場も併せ考える訓練になる。その際に、教師との関わりだけでなく、学び合う仲間同士の触発があればもっと効果的だ。

私達は得てして、自分の立場に偏りがちである。関係者の思いも推し量りながらいろいろな視点のあることを認識することが第一歩。そのうえで、自らの行動をこうしたらどう関係者に影響を与え、どのような反応が想定されるかを事前にシミュレーションするのが次だ。そうして、異なる代替案をも考え尽くした上で、最適な行動を選択する。この代替案を探る上でも、個人作業だけでは限界もあり、他者との討議により異なった視点を見出しやすくなるので仲間は重要だ。

いくつかの具体的事例をこなすことが望ましいだろうが、その積み重ねにより今後に似たような問題に遭遇した時の対処に役立つだろう。だから、若い人達にそのような訓練を受ける機会を提供し、活用してほしいと思う。先の教諭の場合で同じようなことを試みるのも悪くはないと思うが、小学生という発達段階からすると難しいかもしれない。
いろいろな関係者の想いを想像できないと思いがけないところから足を引っ張られるという事もある。私は自慢ではないが何度もある(笑)。そのような失敗のないようシミュレーションしておくと、うまく事が運ぶだろう。もちろん失敗したとて大した問題ではない。望むべく結果に到着するのが少し遅れるだけだ。若い人には、まだまだ十分に挽回の余地はあるだろう。私を含めた年を召された方は、残り時間と相談して方針を決定する必要があるが、今さらあえて挽回などしなくて良いと思う(笑)。