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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル ☀ Miketoyの85点人生のライフログ

外野は黙れ!・・・と言いたい

上村君殺害事件の続きだ。よく事情のわかっていない外野の人達が担任だった教師を責めていることだろう。上村君のクラス担任でも多分同じことは起こっているのではないか。大学教師の私も、高校までの学級担任のような機能も果たさねばならないから人ごとではない。問題を孕んだ若者に出くわすことは頻度は多くないにしろ、ゼミで全員指導体制で担任を持っているため、ここまでではないにしろ類した経験はある。
(親においても同じだろうが)生徒らが進んで担任教師を選択したわけではないし、教師への敬意があるわけでもない。一言で言うと、担任なんて誰でも、どーでも良いのだ(この辺を勘違いしている教師は多い)。強制的に生徒が割り振られることもあるし、学校生活不適応群に出くわすことも少なくないので、爆弾を抱えていないか、教師は普段より一層の注意が必要になる。いわば、交通事故のような社会の縮図だと思って接しなければならない。
ともかく担任期間は、その人に関して学校内で最もよく知っている代表者でありたい。管理職などは、問題が勃発して、それを未然に防げなかったのは担任の指導が不十分だからだとかのたまうことがある。それまでの苦労を全くわかっていないくせに、またトンチンカンな指摘や指示を出されることすらある。外野は黙っておれ!と言いたいが、上司・部下との関係では我慢して流れを見極め、グッと呑み込む。
18歳の殺害容疑の少年のような彼らが、建前のキレイごとのお説教をすんなり受け入れてくれるはずはないのだ (例えば、街でタバコを吸っている学生服を着ている高校生風の何人かがいたとする。その時に「君たち高校生だろ、タバコは18歳以下は禁止なんだ!」と叫んだところで、「ああ、そうだったのですか。知りませんでした!」という展開になるはずはない(笑)ことを想像すれば明らかだろう)。今まで、多くの人が通過していったはずだ。それらの言葉は十分に届いていない。ここで、担任(余程嫌われていれば別だが)よりもさらに関係の薄い人からのお説教がすんなりと受け入れられるはずはない。スイッチを切られたり、チャンネルを変えられたら、もう打つ手はない。だからとりあえず関係を保ち続けること、全てはその後だ。そんな教師の気持ちは全く届いていないが、大学内での保護者として担当した学生たちを守るべく職務に専念しているが、やはり大したことはできていない。
子供もそうだが、自らの手に負えない課題の時は外部のカウンセラーらソーシャルワーカーに任すしかない。そのカウンセラーとて、自分の力量を超えていると判断した時は、より高度な専門家に任せるというようにする必要がある。最近はこの「より高度」を必要とする案件が増えているのではないかと思うが、果たして専門家の養成が追いついているのかどうか。

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photo by Cayusa