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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル 福祉住環境コーディネーター Miketoyの85点人生のライフログ

「国民の皆様の声に耳を傾けて・・・」なぞと言われたくない

新国立競技場の建設計画見直しを受け、東京オリンピックパラリンピック組織委員会の会長・森元総理大臣が次のようにコメントしたようだ。

 森喜朗元総理大臣:「ああいう、でかいものやったことないんだよ。スーパーゼネコンと話し合うような行為をしたことないわけですよ。JSCだけじゃないですよ、文科省もそうですよ。国がたった2500億円も出せなかったのかねっていう、そういう不満はある。何を基準に『高い』と言うんだね。皆、『高い、高い』と言うけれど」
 
富裕層であるご自身で払うわけでもなく、国民に出させなさいとのことだ。ひどいずれた感覚の持ち主だといったところか。政治家というか、日本の富裕層はといったら良いのか、過度の一般化はまずいが、こういった不遜な態度をしばしばみかけるから困る。
 
森氏は、このプロジェクトの影なる責任者である。実質的な責任者はS文科省大臣だろう。ただ本務もあり忙しいし、専任大臣がつくまでのショートリリーフだと思って、波風立てずにと問題には感づきながら担当していたに違いない。そして総括責任者は首相である。今回のトラブルの責任の所在はこの周辺にあるのは間違いない。

http://www.flickr.com/photos/35085843@N02/19073769485

photo by UK in Japan- FCO

 

おそらく、M氏が計画の変更などできないとか強く言い張り押し切ろうとしたのだろう。あの風貌で、また権力もネットワークもありそうな雰囲気を持ち、仕切る人がいたら、その提案になかなかNoとは言えないだろう。最高意思決定責任者である首相も、また責任担当大臣も同様だったと推察する。

結果的に安倍首相の判断で、新国立競技場での前のプランは白紙撤回になった。世論がこれほど騒がれなければ、当初の高額計画のままで進んだに違いない。ある意味では情報を隠し、都合の良いロジックを展開していたのだ。出来ない相談だと言われていた計画の修正ができるのだったら、しておいて欲しいものだ。危うく騙されるところだったではないか。

情報不足の国民側には、それこそ丁寧に教えて欲しいものだ。とはいえ、政府からは愚衆と見られているし、実際複雑な関係もあるので、理解しにくいのも事実だ。

ただ私たちは、信頼できる人へなら細かいことは任せた!と丸投げで一任できる。今の政府はどうだろう。信頼に値するかどうか。

 
そんな最中で、正義の味方登場!というように、そして恩着せがましく「国民の皆様の声に耳を傾けて・・・」なぞと、他の案件とは矛盾した言動があるのに言われたくはない。そんな前置きの言葉を吐かなければ、よくやった! 安倍首相!! と、これはこれで評価したのに、これでは台無しだ。
 

いずれにせよ、この種の見積もりは概算とはいえ、具体化しないとだめだ。デザインのポンチ絵だけでは見積もりはできるはずがない。この金額で弊社ならできますという会社を見つけ、契約書を交わすところまでいかないと、いつまで経っても絵に描いた餅のままだ。今後、まだまだ一悶着あるのではないか。

 

世論の力は徐々に強くなってきているかも? と感じてはいるのだが、安保法案に関しての民意の反映は今後どう展開されるだろうか。こういった決定プロセスに、国民の声が適切な形で反映されるようになれば、日本はもっと住み良い国になるだろう。そうなれば、私の"85点のライフログ"は"90点の・・"に変更しても良いのだが(笑)。