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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル 福祉住環境コーディネーター Miketoyの85点人生のライフログ

仕事の「出張」とは儲かるもの?

会社員になりたての時に戸惑ったことは2つある。第一は、「休日出勤」をしなくてはいけなかった時。どんな服装で行ったら良いのか、休日の事務所はどこから入れば良いのか、退出のタイミングはどうしたら良いのか等々。

もう一つが、「出張」であった。出張先にも同じように現地に9時前には遅刻しないようにいかなくてはいけないのでは?、その時の服装は?着いたら誰に報告したら?、誰からの指示を仰げは?・・とわからないことだらけだった。宿泊を伴う場合で、会社が宿を手配してくれることも含めて何をどうしたら良いのか、経験のない身にはわからない。

上司を含め、周りは忙しい人たちばかりだったから気軽に聞けなかった。先輩社員が一息入れた時に、休日出勤や出張での立ち振る舞いのことを聞くと、「テキトーで良いのだよ」程度の教えだった。就業規則を眺めながら悩んだものだが、この種のことは明確には記されてはいないのが普通だろう。

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出張のお金の扱いに関しては最も判断に迷うものだ。どこまで費用として出て、どこからは自腹かというようなことである。
出張後の精算の時も、領収書を紛失したことも含めて、結構悩んだりした。それなりの理由があって、上司が認めればその限りではないと思うが、基本的には完全に自己管理で自己責任のところも多いだろう。

 出張規定額は、例えば一律に宿泊ならば一晩につき一万二千円とか決まっていたり、日帰り出張なら日当が例えば1500円ならば、その範囲で賄うのが基本だ。

出張は業務遂行の仕事の場だから、そこそこの所で緊急時には連絡のつく宿泊場所であることは必須だろう。宿代の他に夜の食事は贅沢なその地の食事をするかもしれないし、酒代もあるかもしれない。日帰りなら、お昼代やその間の飲み物などの費用をその範囲で賄えということだろう。そうならば、手弁当を持っていけば、出張費の差額はまるまる懐に入る。

移動のための交通費も別途出るだろうが、それも出張関連の一環だ。仕事の場では、タイムイズマネーであることもあり、一般的には新幹線代は出ると思う。航空運賃はかつてはビジネスクラスが許されていたりしたが、高額だし今ではエコノミークラスなのではないか。

では、早割とかLCCを使うとどうかということもある。飛行機を認めないところでは、新幹線で行くことになる。そうなると、予定時刻に間に合わず前泊することもあったりする。ここでも差額が生じ得る。

 

定額方式ですれば管理は簡素化でき、管理コストを考えれば決してマイナスにはならないだろう。ただ、チェックの厳しいところもある。今まで4つの職場に行ったことがあるが、2番目に出くわした勤務先だ。全部の領収書を提出という実費精算であった。トータルで渡している出張費用の範囲内であれば、それで良いではないかと主張され不満だったが、そういう考え方のところもあるだろう。 

 

いずれにせよ、出張者の立場において「出張ばかり続いて大赤字だ!」 などと聞いたことがない。定まった出張旅費以下でも差額を返せとは言われないだろうから、その差額分は懐に入るということになる。

余程のところでない限り、実際かかる費用より多めの出張規定額になっているのではないか。そうなるとそういった節約の余地はあるわけで、やり方によっては出張するたびに儲かってしまうということになる。でも、その実情は誰も言わないし、今後もそうあり続けるだろう。皆、曖昧さであることを利用して、うまくやっているのだと思う。
節約できる能力のある人は選択肢を持つ。今楽しめればそれで良しと与えられた出張旅費を全部使ってしまう人もいるし、出し越したとしても、旅行と思えばそれも良しだろうという生き方もある。そんなアリとキリギリス的な態度の結末が、今の世のあちこちで起こっている気がしている。

 

さて、来年には私はリタイアなこともあり、昨日、今日がサラリーマン生活の最後の出張のはずだ。もうそんな "遊び" の余地のある出張もなくなるとなると、少し寂しいような気分でもある。

 

photo by toughkidcst

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photo by NOT SO FAR TRUCKER