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アクティブシニアのコンパクトなエコ生活

ゼロウェイストを目指すエコピープルでアドラーな Miketoyの85点人生のライフスタイル

頼りになる人がいると考えなくなる

世の中にはテロを企てるような少数の困った人たちと、普通の大多数の人たちは存在するのだが、そこまでいかなくても、通常、2つの異なる層をみかけることがある。80/20の法則というパレートの法則のようなものである。全体の数値の大部分(ここでは8割)は、全体を構成するうちの一部の要素、(ここでは2割)が生み出しているという経験法則である。

個人での他者の好き嫌いも同じかもしれないが、考えて仕事にあたる人と、何も考えない人も同じようなものではないだろうか。実際は、今の世の中でしっかりと考えている人は2割なんてものではなく、1割は確実に切っているだろう。人口比で数パーセントいけば良い方ではないか。国民全体の考える力が低下しているような気がしてならない。強力な知恵モノがいたら、残りの8割の人は彼等に頼ってしまうことは不思議ではない。
迫力ある主張で論理展開をする人、例えば大前研一さんとか、ちきりんさんとかの説得力ある発言は、やはり自分自身のアタマで考えているだけのことはある。あまりろくすっぽ考えていない私のような身としては、彼らの発言に振り回されて、ああそうだよねというYESかNOだけの判断だけで終わり、論理展開は思考停止してしまうことも少なくない。

今回のパリのテロの件だって、私の身近な学生に今回の事件に関して「あなたはどう思う?」と聞いたってまともな答えが返ってくることは今までの経験上からすると皆無である。「テロはやめるべきだ」、「何故?」、「可哀想だから・・」、「ではどうしたら?」。「・・・」これで終わってしまうのは確実なので、聞かないことにしている。彼らに限った話ではなく、大多数はそんなものではないだろうか。

 
近くに自分自身の代わりに考えてくれる相方がいると頼ってしまうのは、家庭の夫婦関係でも親子関係でも似たようなものだ。私も、子供の頃は母親が私の代わりに決断してくれたので、自分自身で判断する必要がなかった。後に私は母親はただアタフタするだけで、重要なことに関してはあまり頼りにならないことを知ったため、その後に自立できたようなものだ。親は子に、親は頼りない存在だということを教えなくてはならない(笑)。 
 
困ったことだが、もし周りが頼りにならない人ばかりだと、8割だった側の一部は2割の考えざるを得なくなるほうに変わり、その人たちは育つ。これ人間の性なのだろうが、その兼ね合いもあり「人の育成」は難しい課題である。