にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ

アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル 福祉住環境コーディネーター Miketoyの85点人生のライフログ

今まで10万円は損していた

確定申告はもう15年近くしているので、一通りは理解できたような気がしているのだが、未だ直感的に理解できていないところもある。

収入から経費や寄付分、扶養控除等で差し引かれ所得となる。収める税金と所得控除額とは直接は関係しない。例えば10万円所得控除がされても、「10万円分の税金が戻る」のではなく、払うべき税金がその(各自の税率によって異なるが)1、2 割安くなるだけで、何か騙されているようでしかたない。必要でもない経費をコストとして扱って、一見得した気分になるけれど、やはり自費で払っている。その1,2割分を割引してもらっているだけのような気もして、本当に効果あるのか良くわからない。

私がまだよく本質を理解していないのだろうが、ともかく多くの控除、経費を目指してできるだけ節税すべく課税額を減らす行動は生活防衛のためには必要だ。個人事業をやりはじめて、どこまで経費として認められるか、複数事業合算、そして株の配当、廃業などもあり、その度に悩んだが、その多くは一回ポッキリの処理であった

税理士でもないのだから、こちらは一般的なルールは覚える気がせず、とりあえず年に一度の自分の決算のその時を乗り越えられれば良いと、きちんと仕組みを理解することに逃げ腰になってしまう。税システムのルールは基本的には理にかなったものではあるから、一利用者として公平性を保とうとするこのシステムは決して嫌いではない。ただ、この種の仕事にしたいかというと、私には細かく、かつ責任大な仕事はあわない。今後も一利用者のままでいよう。

 

複雑さの極みは、モノによって扱いの異なる減価償却だ。不動産所得の減価償却での住宅用マンションの場合がそれである。最初の頃に、税理士さんから、47年償却、年率0.022%と教わったような気がして、それ以降は機械的にいつも同様に扱っていた。
昨年不動産を取得して大家さんを再開したのだが、たまたま不動産経費の扱いの件をネット上でのQ&Aサイトの事例相談コーナーで、ある税理士さんの回答を見た。すると、償却年数は年の経過とともに1年ずつ減で、それに伴い償却率を変えて良いらしい。別の税理士さんも、別のところで同様な回答をしている。

一般的に、税理士はその年の瞬間のことは教えてくれるが、長期的な顧問契約をしているわけでもないと、(理解しそうも相手だと)必ずしも懇切丁寧に教えてくれるわけでもないだろう。 

中古マンションのその償却率の扱いで数万円の経費増とすることができた。他の経費の扱える範囲についても発見があった。不動産屋の仲介手数料や登記費用、不動産取得税、契約や決済の日の旅費までもが経費として扱えるとのこと。先月までは、それらが経費になるはずはなく自己負担すべきものと思い込んでいたのだ。これは数十万増に相当するので大きい(しかし節税額に関しては、冒頭に述べたように数万円である)。

過去の不動産売買でも似たような未申請もあり、その時に本来節税できた十万円以上を損していたことに気づいた。
一度別件で、後に内容修正のための更生処理を試みたことはあるのだが、金額の還付の多寡に関わらず、手続きは複雑で多くの時間を要し、煩わしいので、もうこりごりだという感じだった。今更数年前に遡って過剰支払い分を取り返す気はない。

税の納付額が少ない場合は税務署は抜かりなくとりたてるが、過剰払いはそのまま放置だ。税のシステムに無知な素人から騙す! とまでいうと言い過ぎだが、本来の税額以上の金額支払いをしたり、権利があるにも関わらず申告しないで損をする人も多く存在するだろう。それは貴重な財源になっているのでは?、利用者と政府の間のゲームのようなもので、ずるいなという気すらする。

http://www.flickr.com/photos/78656956@N06/8169099509

photo by HM Revenue & Customs

 

利用者の立場からでも、書類を提出してから後に、あれも申告しておくべきだったというようなことがあり、何度も印刷し直す。今回の所得税申告でも、危うく「ふるさと納税」をした分の申告を忘れるところだった。できれば、税務署への提出は一発で済ませたい。完成させた書類をしばらく寝かせておき、後日に冷静になって見直す余地を残しておく。該当分野の知識不足によるミス、不注意によるコスト負担を最小化することが私のような人種には必要である。毎年一月末迄に提出を済ませているのだが、今回も確定申告の処理を早々に終えて忘れてしまいたい。