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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル 福祉住環境コーディネーター Miketoyの85点人生のライフログ

お坊さんは変わる!?

昨日のNHK特報首都圏ではのテーマは「お坊さんが変わる!? - 時代が求める仏教とは -」であった。

 

NHK 特報首都圏 | 放送予定 【 毎週金曜日 午後7時30分放送 [総合テレビ 首都圏ローカル]】

先月、ネット通販大手アマゾンで「お坊さん便」がスタートしました。
法事でお経をあげてもらうお坊さんを手配するこのサービスに対して、「お布施や読経は宗教行為。サービスではない」という批判も出て、議論が起きています。取材をすると、「お坊さん便」を運営する会社には、利用者だけでなく、僧侶からも100件を超える問い合わせがあったとのこと。近年急激に進む檀家離れによって、生活が立ちゆかなくなっているお坊さんたちの苦境が見えてきました。
そんな中、人々との新たなつながりを求めて、独自の取り組みを始める僧侶も現れています。時代が求める仏教のあり方について、僧侶たちの模索を通して考えていきます。

といった内容で、時代が求める仏教を模索する僧侶や、新たな若い人たちによる人々との新たなつながりも紹介されていて、興味深かった。

http://www.flickr.com/photos/69699012@N00/144355465

photo by espresso marco

 

私はインターネットによる社会の構造変化に関心がある。インターネットは合理性を求める企業は真っ先に飛びつき企業変革を伴った。家庭や個人もネットによるエンターテイメントを中心に急速に普及した。次は古い保守的な、あるいはしがらみを持つ体質を持つ組織などはどう変わるかである。その典型は、このようなお坊さん業界であろう。

そして最後は、「愛」や「絆」の感情を伴う世界に至るのだろう。ご先祖様との関係は、その境目なのかもしれない。

 

ネットは古い体質を破壊する潜在性を秘めている。その傾向が出てくると必ず言われる反論は、「お布施や読経は宗教行為。サービスではない」というようなこと。自分たちは違うのだという主張だ。私のいる教育の現場に関しても同様に、教師の側から「教育はサービスではない」の類のことが必ず言われる。
私にはサービスと同じように思えるのだが、もしサービスではないとしたら、では何なのさ? と言いたい。「サービス(あるいはビジネス) = 悪」 という構図、公式を彼らは暗に持っていて、きっと顧客無視の自己弁護・正当化の歯切れの悪い論理が待っているようにおもえてならない。
しかし、アマゾンのような企業の参入により、世の中の判断が今後を決め、この側面に関しては確実に変わっていくだろうと私は好意的に、また将来を楽観視している。

 

今も多少はあるのだが、「壊す」とか「・・でない」という、建設的でない破壊的言動には躊躇している。しかし、少し考え方が変わってきた。既得権益をとりあえずでも破壊しないとダメ、その後にはこの番組にあったような、決意を持った若い人たちがきっと現れてくる・・と信じたい。もしそうであるならば、(完璧な代替案を提示しなくとも)まだ国内の多くのところに残る古い体質を積極的に破壊していっても良いのでは? と頭をかすめる。

この番組でのコメンテーターは宗教学者上田紀行氏。下記はネットワーキングの思想に関連する古い本だが、私はとても影響を受けた本である。番組の中での氏の的を得た適切なコメントに、いろいろと考えさせられた。

覚醒のネットワーク―こころを深層から癒す (講談社プラスアルファ文庫)