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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル 福祉住環境コーディネーター Miketoyの85点人生のライフログ

総額24万円の地域別の違いを知りたい

この数回で「平成27年11月速報」(総務省統計局)をもとに支出構造を考察してきた。それら大項目で見てきたものを全て足し合わせると、無職世帯の消費支出の平均で 246,146円が実態となる。支出項目の中には節約をするための突っ込みどころは個々の項目をみると多々ありそうなものの、妥当な範囲のようにも思える。なお、シニア世帯(ここでは無職世帯)の支出構造に関心があるので、教育費に関しては大方は子育てが終わっている世代だろうということで金額も少なかったため、ここでは触れなかった。

その回答者属性を示したのが下記である。政府の年金支給モデルの金額より若干高めだが、贅沢はさほど許されないとしても、やっていける範囲と考えられるし、ここに近づけることは目標でもあると思う。

 
                  合計   勤労者世帯   無職者世帯
  集計世帯数   7,749   3,865   2,635
  世帯数分布(抽出率調整)      10,000   4,937   3,349
  世帯人員  (人)   3.01   3.39   2.45
  有業人員  (人)   1.35   1.73   0.44
  世帯主の配偶者のうち女の有業率 (%)   36.8   47.6   10.4
  世帯主の年齢  (歳)   59.0   48.6   72.8
  持家率 (%)   83.6   75.2   92.4
                           
  実収入   294,905   425,692   35,735
  実支出   -   375,585   261,382
    消費支出   273,268   294,905   246,146
(特掲)消費支出(除く住居等)   236,901   258,045   207,804
    非消費支出   -   80,680   15,237
      勤労所得税 1)   -   11,728   250
      個人住民税 2)   -   18,891   1,725
      他の税 3)   -   1,578   1,813
      社会保険料   -   48,443   11,427
 

なお、 この家計調査に協力し、自分の家の支出のデータをとっているような人はマメな人だろう。この調査対象外の人はもっと大雑把な人も多いだろうから、実際の平均値よりここでの値は少なめかもしれない。放漫な家庭経営なのに、総支出額だけは少ないということは考えにくいからだ。
 
私の想像だが、衣食住、すなわちどんな服を着て、食べるものや、住むところの快適さ、通信環境や道路事情は、国内ではどこでも大差はないように思える。刑務所のようなところでも「住」以外は同じような環境は与えられているのではないだろうか。
 
ただ、支出の大きな変動要素は何人で住むかであるし、大都市か地方都市かで住宅事情は大幅に異なる。私は地域差での支出の傾向がどの程度あるのかは関心がある。上記データは11月なので本格的な暖房前だろうが、暖房費の占める割合は、寒い地方ではどの程度多いのか知りたい。さらに食傾向の地域ごとの違い、例えばうどん県の香川では、麺類の消費がどのくらい多いのかも知りたい。衣食に通信、交通環境がほぼ同じならば、住環境の優れる地方が、可処分所得の有効活用の観点からは有利といえるだろう。
 
ここでの調査は、2人以上世帯7,749のデータなのでサンプル数は多いように見える。でも、例えば香川県の人口は昨年10月で、977,156人、日本全体の1%にも満たない。全国均一にサンプルをとっていると思うが、とすると香川県でのサンプル世帯は70だ。その人口の約半分を占める中核都市の高松市市街地と、山の方とは違うだろう。勤労世帯はそのまた半分の十数のサンプルとなる。一つの県の中でのその選んだサンプルでの偏りが気になってくる(でも、麺類に関しては多分有意差は出るだろう)
地域別までするとなるとデータ数が減ってきて、細かくすればするほど地域分析はしにくくなる。まずとりかかりの第一歩は、自らの現状をしっかりと把握して、この全国平均と比べることだろう。