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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル 福祉住環境コーディネーター Miketoyの85点人生のライフログ

最大のリップサービス

昨日の日本経済新聞別紙の日経インテレッセ3月号に、蒼井優さんの言葉が出ていた。初めて山田洋次監督作品に出演した際、「家族がいてくれることを当たり前だと思ってはいけない」と考えさせられたという。以来、折に触れて、「父や母の子どもに生まれてきて良かった」と伝えていると言う。

 
素晴らしいお嬢さんだ。1985年生まれで、「おとうと」作品が2010年だから、25歳でだ。このくらいの年齢までは、その親あっての子だろうと言われると思う。その年齢以降、例えば宮崎謙介のような35にもなれば、親は何をしていた!とは問われず、無罪放免、ご本人の自己責任と見做されることだろう。
 
その記事で思い出した。私も、母親が死ぬ直前、多分医者がもう最期だろうからご家族から一言をと言われた。私は最大のリップサービスと思い、耳元で「あなたの子で良かったよ」と言った。兄や妹にも促したが、彼らはその手のことは言わなかった。その私の言葉はあまり心がこもっていなかったかもしれない(笑)が、親としては嬉しかろうと想像してであった。でも、このお嬢さんの場合は素直にそう思っているように思えるので、そのように育てた親もまた素晴らしいと思う。