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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル ☀ Miketoyの85点人生のライフログ

暖房のできない恐怖

北ヨーロッパの冬は寒いと言われる。2月中旬の当初はベルリン、ウィーンに行く頃の天気予報でも時々雪とのことで心配したが、幸いなことに雪には遭遇しなかったし、覚悟はしていたがさほど寒くもなかった。
現地の日本人ガイドさんによると、今年はかなりの暖冬だということだった。でも、ドイツの冬の空はいつもこんなで鬱になる人も多いと言う。一瞬だけ晴れてきた時にガイドさんがとても嬉しそうに喜んでいたのだが、その気持ちはわかるような気がした。

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ドイツでは、断熱性能の高い家に住み、暖房はセントラルヒーティングが主流なようだ。ガイドさんが、CO2を排出せず、外気もクリーンだと言う。石油やガスを燃焼し、ボイラーでを水をお湯にして循環しているのだからエコではないだろうと思うが、議論をできるほどの確証は持ってないので黙っていたが。
日本国内でも蓄熱方式暖房はあるし、我家のお隣さんも全館暖房にしてるのだが、夏の冷房も必要なことからすると、少なくとも東京圏の気候風土においては、
総合的に考えるならばエアコンの方が優れていると私は思う。

ともかく気になるのは、外部の機械的なエネルキー源に頼りすぎなことである。もっと異常気象が続き、寒くなったり、その種の機械的なエネルギー源が使えなくなったらどう対処するのだろう。
今の文明バブルは、予期せぬ気候変動などにより、いつか崩壊し得るのではないか、温暖な土地以外はバブルの上に成立しているのではないかとすら思う。もし文明バブルの崩壊と
なったら、寒冷地の人や酷暑地帯の人は、生存のために止む無く、自然のままで暮らせる温暖な地帯に人々は向かうだろう。

合理的に物事を考えるドイツ人なら温暖な地帯にいれば不要なコストを払う必要がないので得策だと考えるのではと思い、なぜ南ヨーロッパに移動しないのかガイドさんに尋ねたのだが、長期休暇中の移動だけで十分、皆ドイツが好きなのだと言っていた。「理」以上に愛国心が強いのだなと思ったが、それは日本人でも同様なのだろう。暖房のできなくなる恐怖を憂うより、やはり「情」なのだろうか。