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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル 福祉住環境コーディネーター Miketoyの85点人生のライフログ

少女誘拐事件は人ごとではない

埼玉県の女子中学生誘拐事件での状況が徐々にわかってきているが、どうしてこんなことが起こってしまったの?と不思議でなならない。知りたいことは格好の週刊誌やテレビの特番ネタになるが、誘拐者はもちろん、中学生の実体、それぞれの親、中学校、大学、友人関係、警察の関わり、どれをとっても不思議なことばかりだ。

 

でもよくよく考えてみると、いろいろなことが重なり、十分にあり得た事件なのかなとも思う。
私は仕事で大学生の年代の若者と、と言ってもあくまで学業面の一部でだけ、それも表面的なところだけだが、おつきあいがある。容疑者のような態度の若者も見かけないことはない。年度末には、そのような案件に出くわすこともあり、不登校の学生などであると、自分の世界で何をやっているのか側からは全くわからない。この年代で周囲に私生活や考えを「本当に」オープンにしているかは極めて怪しく、周囲が介入しようといろいろな申し出をしても多くの場合に却下されるだけかもしれない。
その子の普段の様子を・・と外部の方に担当教師が問われても本当に知らないのだろうから、「普通くらいの学生でした・・・」とか、「あまり目立たない学生でした」程度しか言うことはできない。容疑者は大学生で卒業要件を満たし、就職も内定していたから、大学もまた親も息子のその表面的なところだけを見る限り、何も心配はしていなかったろうから、そのプライベート空間への介入は甘くならざるを得なかったろう。
 
親がそんな状況であったことを知っていたとは考えにくい。多分、今はマスコミ攻勢にあって、さぞかし辛い思いをしているだろう。親は咎められるか?それは私も知りたい。
私も3人の子がいるが、彼らが、何に関心を持ち、日々何を食べ実際どのような生活を送っているのか全く知らない。だから、今回のような事件が私の身に降りかかっても、不思議だとは到底言えないし、知りませんとしか言うことはできそうもない。野放しに育てていたから仕方ないのだが、親の監督責任とか怠慢とか、どんな育て方をしたのかとか、もしそんなことが起こったら世の批判を確実に浴びることは確実だ。
私は健全な男女関係を築くことが鍵かも?とは思うのだが(そのための援助もできなかった)、この種の事件が起こると子への管理を強化する安易な風潮(かと言って、具体的な対案も持ち合わせていない)にだけは反対したい。
 
同じ国内の文化で育った中、近いはずの関係の親子でもこんなである。人々が互いに理解しあうことなど、根本的に不可能なのではとすら思い悲観的になる。