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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル 福祉住環境コーディネーター Miketoyの85点人生のライフログ

月に15万円の食費か・・

一昨日の NHKドキュメンタリー - NHKスペシャル 老人漂流社会「団塊世代 しのび寄る“老後破産”」を視聴した。その番組での事例で、月に15万円の食費とあった。生活が破綻しそうもなければ、さして問題にはならない金額かもしれない。

 

そもそも、NHKがこの番組を企画した意図は何だったのだろう。団塊世代で老後破綻をすると親世代子世代含めた3世代が共倒れになり大変だ、もっと金を配分すべし! という主張のようにも思えた。マクロに見ると、団塊世代は平均を見ても、若い世代より遥かに得をしている事実をすり替えてはいけない。政府の年金モデルを見て、冷静に考えよう。

団塊世代と言えども、格差が広がっていて・・などと言いだしたら、それは事実だろうがメッセージが何もなくなる。平均は平均である。同じ基準で比べなくてはならない。豊かな団塊世代は決して少なくないのだから、本来なら世代間で扶養をしてもらいたいものだ。しかし、彼らはだんまりを決め込め、それを次世代に先送りし、問題をすりかえるとしたら、それは如何なものか。

高齢者の福祉のための財源こそ消費税増税も関連する喫緊の大問題であり、個々の人々の生活苦問題は別途に対応する必要がある。しかし、どの世代にも大変苦労している人は必ず存在するので、それと比較するならば、優先順位は下がらざるを得ないだろう。コメンテーターも結局は裾野を広げて支援をとか言っているように思えたが、そういったバラマキで解決する話ではなかろう。

 

この事例の方の詳しい内情はわからないが、3世代合わせた食費が15万、光熱費5万、多額の保険もかけていることにあまり疑問も感じていないようだ。手厳しいようだが、この手の人に、あと1万、2万円増額しても同じこと。「ライフスタイル」というか、考え方を改善しないことには真の解決にはならないだろう。この頃、この手の生活苦の番組が多くて苛立つ。アリのような収入に応じた控えめな生活をしている人たちの身からしてキリギリス的な後先を考えない刹那的な生活の顛末は、自業自得にしか見えない。 

老親の介護と、子の自立支援は異なった問題だ。全てを抱え込むと、平和な時はそれで結構だが、リスクも同時に存在する。不安定な状態になれば共倒れに至り、破綻するのは目に見えている。親と自分、自分と子のそれぞれ異なった解決すべき課題を不必要にまで抱え込んでしまった結末ではないか。アドラー心理学で言う「課題の分離」をお勧めしたい。課題の切り分けができるようになったら問題は自ずと解決するはずだ。

 

その課題の分離ができないままで、破局近くになってしまったこの人に、どう具体的な提言をしたら良いか。決して望ましい方法とは思わないが、それぞれが生活保護をもらうことだろう。そのための社会福祉である。国民の最低限度の生活ができるはず、次回こそ、その与えられた収入の範囲内で生活をしてほしいものだ(それが可能ならば、多分今もできているはずなのだが)。高齢者が長生きしすぎになったことも、根本的な要因の一つであるとも思うけれど。

 

www.nhk.or.jp

 

さて、上記のサイトの下に「みんなのレビュー」というのがあって、

あなたが番組を見た感想をというものがあり、それは以下の5択だった。

おもしろかった、泣けた、癒やされた、発見があった、考えさせられた

(感想スタンプはどれか1個だけ押せます。結果は集計後に表示されます。) 

 

何というNHKの傲慢さ。「つまらなかった」という選択肢はなかった。こういう都合の良い情報だけを収集して、レポートの切り貼りで、NHKの存在意義があり! とするのだとしたら、けしからんことだ。
下記のような意見に私も賛成だ。NHK職員は生活感覚がかなり一般の人とズレていると気もするし、上のいうことに対して YESマンばかりでは?と思わざるをえない。
世の中を高齢者の利益偏重の世界から変えていかなくてはならないと強く思う。