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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル 福祉住環境コーディネーター Miketoyの85点人生のライフログ

購入と賃貸の分岐点は5年

不動産などの中古物件を購入する時に忘れてはいけない重要なチェックポイントがある。それはそこに何年住むかである。手持ち物件ならば、それにより交換すべき諸設備をいっそのこと変えるか、だましだまし使うかの匙加減がある。それにより、損益分岐点は変わってしまう。 

リタイア後に住替え予定の T市の不動産物件は、残り数十年を地震があっても(場合によっては死ぬまで)ずっと住み続けることを想定して選んだ。だから、変えるべき設備は引き伸ばさずに新品に変えようと思った。それはそれで適当な判断だったと思っているが、最近物色していた件は状況が少し異なる。40年もののマンションなので価格も安いし、瀬戸内海を見ながら暮らすことは魅力で、手持ち物件よりお買い得かも?というムード先行の理由であった。

でも、景観は魅力なものの、賃貸物件でも可能なはずだと最近になって思い直した。賃貸なら人様に貸すわけだから、利用者からみると設備の不具合等はクレームすれば良いのでお気楽、それ以上の費用はかからない。万が一の地震での倒壊でも、その物件にしがみつかずに済む。短いかも知れない移行期間は賃貸のほうが適当だろうと、結論的には、その中古マンションに乗り換える話は流すこととした。

何年健康な状態を維持できるか、生きるかわからない状況下で中古マンション購入後、数年もしないうちに介護が必要になり、施設などに行くことになるシナリオも、この歳では大いにあり得ることだ。アタマも働かなくなっているだろうから、その時は売却時の駆け引きのような判断は難しくなるだろう。

よく言われることだが、戸建のみならず、マンションも供給過剰になる可能性は今後は大である。供給の溢れている状況で旧耐震基準に満たない物件となると、売るに売れない負債状態になり得る。売れない間は、ずっとオーナーが管理費を払い続ける必要がある。
あるリフォーム会社は、5年以内に別の地域に引っ越す場合は、賃貸のほうが経験的に賢いとしていたが、そんなものだろう。個別案件ではケースバイケースで仮定を明確にしてきちんと計算するのが望ましい。

 
既に取得済みの中古マンションのリノベーションも、今考え直して始めているところ。理想イメージをそのマンションのリノベーションで作るのは止め、売却することを視野に入れ、最低限だけ手を加えて住むことも有力な選択肢となった。大きな方針変更だが、結果的に中古マンションの乗り換えの衝動買いをせずに良かったと思う。今までも何度も繰り返していた反省パターンだが。
 
投資費用と賃貸の場合にかかる費用、維持費に加え、引越費用や不動産手数料などを要するので、住み替えをせず長く住み続けるのが一般的にはお得といえる。そんな損得勘定を言い出すと、引越しもせずに、今の家にずっといるのが最も経済的。でも、それでは退屈な老後だ。贅沢なようだが、リタイア後の生活の変化を望んでいる。それはボケ防止に役立つと信ずるがためである。
もう一つの狙いがある。今の家を次世代に引き渡すこと。だから、この活動は私の手持ちの身辺を身軽にスリム化する終活の一環でもある。その本来の狙いに関しての見直しはありえない。