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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル ☀ Miketoyの85点人生のライフログ

本社と現場の乖離

どんな組織でも本部機構にある中枢部と現場の第一線とは乖離、大きなギャップがある。中枢部は、本社であり、開発部である。現場は、お客さんに対応する営業的な第一線だ。それは私自身も会社員時代にずっと感じてきたこと。本社でのマーケティング部門が長かったが、現場の立場になると本社の人たちは全然わかっていないで押しつけて来る!という被害者意識を多くの人が持っていた。双方それぞれ互いをよく理解していないこともしばしばだが、立場が異なると思惑も当然異なるからだろう。

 

それは教育の世界でも同じ。教師は現場、そして本誌部は教育委員会文部科学省だ。彼らは発言力を、人事権や補助金というニンジンをぶらさげて現場を操ろうとしているようなもの。逆らおうものなら、文部科学省よりの強い「指導」が入る。国公立学校は基本的に財務を握られている弱い立場なのだろう。私学はそれほどでもないと思うが、補助金は無視できない金額だし、認可取消もあり得るので、力による制裁の影響は無視できない時もままあるだろう。よく言われるのが、「彼らは全く現場のことをわかっちゃいないよな」という愚痴だ。

 

政治でも同じ。国内の参議院選でも同様だ。政治はやはり本部主導なのかと思った。現場の地域での候補者は、政党の同じことを言う。そこでは本部での主張と同様に、皆、争点がずれている。主張している論点は、それぞれの優先順位なのだろうが、それがかみあっていないので、今月の選挙は全く面白味がない。

 

英国のEU離脱問題のことの起こりの重要な一つは、この本社費用に相当する多額のEUへの拠出金であるらしい。各国は不必要なまでの多額な金を、本社費用として EUに貢いでいるではないかと訝しく思っているのであろう。

Sorry to see you go  - after Brexit

 

では、本社がなくて現場だけで何から何までやっていけるかというと、それはまた怪しい。離脱したらしたらで、今度は本部の今まで気づかなかったサービスや影響を全部背負い込まなくてはならなくなる。それは大変だ。何でもそうだろうが、失って初めて気づくことがある。解決は難しい問題になるだろうが、そんな分配を巡る不公平感に対する不満があちこちで起きているのではないか。本部での仕事、その意義を現場に理解してもらう「透明性を高めること」が唯一の現実的な対策なのだろう。