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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル ☀ Miketoyの85点人生のライフログ

1年ゼミの模索

最近ではあちこちの大学で、新入生に手厚くサポートするようになった。私も教師になりたての2001年に、1年ゼミを担当するということで、当時のベストセラーの1つでもあった名著「知の技法」シリーズを使いたいと思い、先輩の先生に相談したら、うちの学生には難しすぎると言われた。

 

知の技法: 東京大学教養学部「基礎演習」テキスト

 

結局、何でもOKということで下記の軽いテキストを使うことにした。当時に作成し配布していた自作プリントなどを見ると、無手勝流ではあったがそれなりに一生懸命やっていた形跡が見える。学生同様に私も大学教師一年生だったから、教えながら学ぶことはとても新鮮であった。

大学時代しなければならない50のこと (PHP文庫)

それ以降の数年は1年ゼミからは離れた。その後に今の勤務先に来てから、1年生を計9年くらい担当した。

直近では下記のテキストを長らく使用していた(前期の半期15回相当)。ノートの取り方から、テキストの読み方、レポートの書き方、ゼミ発表の仕方などの標準的な「学ぶための型」が示されているテキストだ。
教える教師が学んでいた頃と今では、時代も背景も全く異なっていることも多いので、自分の大学生の頃を振り返って、・・・すべきと思うという、自らの一事例を拡張しすぎる主張本と比べて、有益だと思う。私がもし初年次生を再度担当する機会があったとしても、このテキストを使うことだろう。

大学生 学びのハンドブック[3訂版]

同様なコンセプトの先駆けの本。やや大判過ぎるので、持ち運びは大変だが演習教材が充実している。

知へのステップ 第4版 -大学生からのスタディ・スキルズ-

上記の2つのテキストが版も重ねているようだから、初年次向き 大学での学びの入門テキストとしては売れている定番本ではないだろうか。下記のような本も使ってみたことがある。

大学生の学び・入門―大学での勉強は役に立つ! (有斐閣アルマ)

ともかく新入生を担当すると、高等学校と大学の違い、授業の組み方、単位の仕組みなどを手取り足とりで、何から何まで教えなくてはいけないので負担は大きかった。しかし、学生にとっては、とても意味のある内容であると思う(理解してくれているかは別問題)。かつてはそのような「学ぶ方法」は教えられるものではなくて、自分で獲得するものだと思われていた。冒頭の「知の技法」もその流れにあるだろうが、今の時代にはそぐわないのではないかと思う。