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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル ☀ Miketoyの85点人生のライフログ

一時金は1000万で済むか?

老後にいくらの資金を用意しておいたら良いかという前回の議論の続きである。

そこでの一時支出必要総額は1000万円としていた。いや3千万円は必要だ、はたまた億を超えるなど、いろいろな議論がある。範囲や期間、前提などの相違に関わらず、私たちは結論の数字だけに注目してしまいがちだ。誰と、そしてどのような住居条件で暮らすかが曖昧なままだと、必要額が定まることはないし、結局訳のわからないままで終わってしまう。
ともかく、これら大型費用が曖昧にしドンブリ勘定ままだと、いくら日々の食費を10円単位で管理しても糠に釘となる。一時支出の発生のタイミングが重なれば、老後破綻にさえ十分なりうるものだ。それを避けるためには、その内訳を明らかにすることが出発点だが、その一時費用としては次のようなものが挙げられている。

 

  • 住居関係として、購入、新築、増改築、防災設備など
  • レジャー・生きがいとして、国内海外旅行、趣味、スポーツ、社会活動など
  • 子ども関係で、教育費、結婚費用、住宅資金援助など
  • 医療関係で、入院費、人間ドック、義歯など
  • 耐久消費財で、自動車関係、電化製品、大型家具など
  • その他に、親の介護、長寿祝、近親の慶事葬祭などの特別な交際費

 

その一時金を年あるいは月あたり費用に割り振るとどうなるか。このセミナーの講師は25年で40万円/年と言っていたが、コントロールできるものならまだしも、天災のようなものだと、また費用がいつ同時期に起こっても不思議ではないシロモノだから怖い。それらの内訳をもう少し精査したい。

白物家電は、ものにもよるが高額だし、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、電子レンジ、電灯、ネットのパソコンを 20,20,20,10,10,20 としても100万円かかり、10年使うとしても、年10万円かかる。

設備交換はもっと金額は高くなる。風呂、キッチン、トイレなど、交換に、150,200,50として400万円、20年もたせて交換とすると、年間で20万円程度の確保が必要だ。ここまでで30万円/年だ。保証期間もあるだろうが、通常起こるのはその保証期間を超えたときのリスク対策の話だ。構造や地盤は想定外なのも気にかかるが、できるだけ買い換えすることなく持たせることが必要だろうし、ちょっした修理・補修費用は月々の基本生活費の修繕費の範囲で賄うべきものだろう。


その範囲で暮らそうとするならば、自動車関連の桁違いな費用を要するものは、趣味ならばともかく論外とせざるを得ない。やめると代わりに電車賃がかかるので、月次の基本生活費の交通費の中でのやりくりの話になる。もちろん、車の保険や駐車場料金などはなくなるので、トータルでは下がることは確実だ。リタイア後は、許されて自転車やバイク程度なら設備に含ませるべきだろうか(私の場合はパソコンを使わない代わりにこれに充てたい)。

 

他には、新築関係の費用はもちろん、大型家具や海外旅行もなし。国内旅行2泊程度を年に一度くらいは許されるだろう。その他に親子の関係のあり方でも決定すべきことは多い。親にも子にも支援はなし、自力で社会制度を利用して頑張ってもらう。自らの入院もその間になしの想定だ。でも、高額医療費がかかる事態を考え、高額療養費補助(75000円以上)のある健康保険に入ることくらいだろうか(別途の保険に入る手もある)。冠婚葬祭は増えるだろうが、付き合いは本当に直系親族だけに絞る。
それら他のもの全てで年あたり10万円とし、計で40万円、25年で1000万円となる。私は追加費用としては、他者ではなく自らの葬式代、墓費用も入れるべきと思う(笑)。

1 million yen, 百万円 (unfortunately not mine :) )

不確実性のあるものは、月々の基本生活費の範囲で賄うのは大変である。あるいは月々の保険でリスクを平滑化させるという考えもある。しかしながら、保険という商品は保険会社の維持費用を追加され、彼らが儲かるように上乗せされているので、私は気にくわないのでしたくない。

やはり1000万円の一時費用を、年換算40万円程の積立金にて・・はなじまないかもしれない。60歳を起点に25年生きる想定の総額を目標に、不慮のできごとのために一時金を確保しておく必要がある。それができないときのための保険になるのだろうと思う。

 

金額が大きと思われるものをこのように積み上げていっただけで、一時費用は 1000万円以上かかる可能性は大とる。各自のライフスタイルで出っぱり引っこみはあるだろうし、クラくもなる数値だが、だからもっと年金をよこせ! とブーたれてはいけない。若い人たちはもっと厳しい時代を生きざるを得ないのだから、与えられた範囲で自ら暮らす工夫をし続けたい。

だからタイトルに対する答えは、1000万円で済むと言えば済む、済まない人には足りない。後者の人は必要な額を貯めるために、もっと働けば良いことである。
住む家が確保されていることが大前提の試算条件だが、これら月々の基本生活費の15万、生涯一時金の1000万円の数値は、老後の設計をしようとする多くの人が頭の隅に置くに価するデータであると思う。