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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル ☀ Miketoyの85点人生のライフログ

図書館の秋

このところ毎日図書館に本を借りに行き、読んでいる。昨日は次の4冊を読んだ。


「定年前・定年後」ニッセイ基礎研究所朝日新聞社
「六十歳から家を建てる」天野彰、新潮社
「知って得する年金・税金・雇用・健康保険の基礎知識」榎本恵一他、三和書籍

「孤舟」渡辺淳一集英社

孤舟 (集英社文庫)

一昨日読んだ曽根綾子著の「老いの才覚」は、いろいろと考えさせられた。私は良い本だと思ったが、書評などを見ると批判も少なくない。そんなことできない人は多い、強者の理論だという類のことだ。

私もアドラー心理学を勉強していて言われることだが、曽野綾子さんの本でも通じるところが少なくない。一例は、「死」の直前まで自分自身を変えられる、人間は主体性を持っているはずという主張だ。認知症やハンデキャップを負っている人にそれができるか、それはわからない。他の誰かを論評するのではなく、読んでいるその人に問うているのだ。
根本的には、心構えや気の問題とも言える。変える気があるかないか。変える気がないのなら、それで結構、恐らく現状のままでさほどそんなには困っていないのだ。どうしても変えなくてはならない時には変わる。変わるときはいつでも瞬間的に変わる、という可能性を言っているだけのこと。それはご本人の決断なのだと考える。ただ、これも誤解されやすいが、変わるのが簡単だと言っているわけではない。誰にも、慣れ親しんだ自分を変えるには抵抗がある。

野田俊作氏によると、人間は本質的に変わりにくい根拠として、保守的で臆病であること、認知バイアスがあること、環境との相互作用の中で安定なシステムになること、今までの自分のスタイルに投資しているからの4つを挙げている。自ら変わろうとするのは容易でないのは、アドラー心理学をきちんと学んだ人は誰でも認識しているはずである。