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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル ☀ Miketoyの85点人生のライフログ

富裕層の所有資産にびっくり

国内の家計金融資産は3期ぶりに増加で 1752兆円だという。データは日本銀行の資金循環統計から入手できる。総額はそれと一致しないが、野村総合研究所の11月28日のニュースリリースの分析もある。日本の億円長者の富裕層(下記図での超富裕層を含む)は122万世帯、純金融資産総額は272兆円だ。いずれも2013年から2015年にかけて増加、今後富裕層の生前贈与が活発化する見込みという。

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この辺りのデータは雲のデータの数値として、今までいつも思考停止をしていた。数値データを下のように、グラフ化してみると、関係がわかりやすくなる。人数的に約 2.4%(青と緑色)の富裕層が 19%もの富を持っている偏った関係で、その占める大きさにびっくりだ。

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家計金融資産では不動産は入っていないようで(相続の際の資産では加わる)、一人当たり、あるいは一世帯あたりを考えると、具体的に現実的なイメージを持ちやすくなる。全世帯数を5200世帯とすると、約3000万円以上になるが、同じ関係で平均値に騙されてはいけない。

その富裕層の年代別の実態を知るべく分析したデータと併せ見ると、やはりねと合点が行く。少し異なる時点の別のソースによるデータだが、単身を除いた世帯の年齢分布別金融資産の推移を見たものが下記の帯グラフだ。これを見るとその実態は 60代、70代以上の資産保有が多いのは明らかだ。振り込め詐欺で、子や孫の窮地を救う為の名目で、その日に数百万のお金を用意立てられるシニアの方には、(被害に遭われたのはお気の毒だが)違和感をいつも感じていた。その母数の多さに、十分にターゲットになりうる年代層だと理解した。

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こんな現実のデータを見ると、富裕層(実態的にはシニア層が多い)の課税を強化したり、資産の一部を取り上げても罰はあたらないだろうという気にもなる。金持ちの子に生まれただけで得をするのは不公平であるし、例えば、反対派多いだろうが相続税を100%にして、次世代引き継がせないとまで徹底してやって欲しいものだ。中途半端な抜け道の多い政策が不公平感を生んでいるのではないか。今まで税制改革などに私は疎く、今更のにわか勉強だが、所得や年金や医療の税制度にあちこち不備があり、若者に不利で高齢者優遇な制度ばかりだなあと実感している。若い世代が気の毒でならない。