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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル 福祉住環境コーディネーター Miketoyの85点人生のライフログ

健康と不健康のモデル

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私達は健康をどう捉えているだろうか。その健康と対比される状態にあるものを「障害」と考えるならば、生物学的レベル、個人レベル、社会レベルにおいて捉える次のようなものだろう。疾病または変調(Desease or disorder)は、機能、形態障害(Impairment)、能力障害(Disability)、社会的不利(Handicap)の3側面に分類して捉える概念モデルが通常の(と言うか、古い)考え方である。頭文字のIDHをとってICIDHの概念モデルという。普通というか、私のような昔の教育を受けた人たちはこの考え方を採用しているだろう。


最近というか、2006年に国連で採択した「障害者権利条約」、国内では2011年の「障害者基本法」あたりから流れは変わった。生活機能の生命生物の次元である「心身機能・身体機能」だけでなく、さらに生活機能の個人的次元である「活動」、生活機能の社会的次元である「参加」の計、3つの側面から捉え直そうとするものだ。
その背景因子に、個人的な環境、サービス、制度などの「環境因子」と年齢、人種、ライフスタイルなどの「個人因子」に分かれる。それらの相互作用として『健康状態』を説明しようという ICFモデル(International Classification of Functioning, Disability and Health)である。2001年にWHOより出版されたのだが、この手の提案は欧米人は得意とするところだろう。昨日触れた廃用症候群もこのモデルで説明できる。決定する因子が明らかになれば、具体的な対応もとれるというものだ。説得力のある健康を説明できるモデルだなと思った。個人因子にアドラー心理学でいうライフスタイルがでてきたのが興味深いが、私も今後に人前で話したりする機会があれば普及させていきたい考え方だなと思う。