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アドラーなスマートシニア活動記

嫌われる勇気と幸せになる勇気を持ちたいエコピープル 福祉住環境コーディネーター Miketoyの85点人生のライフログ

定年の後をしあわせに生きる

リタイアの心理学 定年の後をしあわせに生きる

タイトルも魅力的な良い本と巡り合った。「定年の後をしあわせに生きる」英語名は、Retirement the psychology of reinvention である。著者はケネス・S・シュルツ CSUSB教授。1990年代の初めには、現役から引退に関する研究は、「健康」と「富」の2つにほぼ限られていたという。だが、「心理的要因」が果たす重要な役割に関心を集めているという。なるほど。多くの人の通過する人生の節目で格闘するだろうから、さもありなんだ。章立ては次のようになっている。

 

  1. 仕事と人生 work and life

 sunset or new dawn
 the shape of things
 our 50s and 60s
 the golden decade?
 reaching our 80s
 jobs for all
 all together
 who am i?
 making sense

2. 引退に向けた計画 ripe and ready  planning for retirement

3. 克服すべき課題 wheels in motion into a new dawn

4. 直面する悩み a time of adjustment the first years of retirement

5. 健やかに生きる living well looking after you and yours

6. 新しい自分 the new you how to reinvent yourself

 

私のブログ記事の「日々の生活」のカテゴリーは、ほとんどすべてがこのシニアの心理的要因の範疇のどこかに位置している。ブログ村の60代のブログを見ていても、私とライフステージが同様の人達ばかりだから、個々の事例として参考になるが、それらを体系的に俯瞰的にまとめたのがこの本だ。この手の体系的で整理されている科学的な研究は、やはりアメリカが先行している。また、このリタイア前後の心理的側面では、日米の文化的な相違はほとんど感じられないのではないかとすら思った。私も随分とリタイア本を読んだが、どれか一冊となれば、この本を勧めたい。他の本は、どうも自分の事例にかなりバイアスが入っていて論理展開する本が多いためだ。「幸せに生きる」はアドラー心理学のテーマでもあるから、それのシニアバージョンとして、共通する考えかたは随所に見られるとも言えそうである。