にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ

アクティブシニアのコンパクトなエコ生活

ゼロウェイストを目指すエコピープルでアドラーな Miketoyの85点人生のライフスタイル

下流老人他を読んだ

続・下流老人 一億総疲弊社会の到来 (朝日新書)

下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書)

話題になっていた下流老人のシリーズを図書館で借りて読んでみた。貧困は誰しもが抱え得るリスクでもあり、現代社会の抱える大問題の一つである。私を含めて誰しも貧困層に突入する可能性はあるので人ごとではない。

読後感は、うーんである。手厚い社会扶助への財源問題を含めて素朴な疑問がわくのだが、その筆者の反論も心底で納得できない。また、諸問題の原因を社会構造の故としてしまう議論も賛同しかねる。全てを個人に帰するのは問題だが、全てを社会にというのも極端である。もっと個々人の裁量の範囲で、コンパクトでエコなライフスタイルへの改善などできることは少なくないのではないか。自らできることをせずに安易に社会に丸投げ、その個人は無罪放免というのは気にくわない。税金は富の再分配のシステムと言えるものだ。税システムは公平、平等を実現するもの。財源問題の解決策で増税をとのことだって、井出氏の立場を採用しているだけ。この手の主張は、批判に対する批判もあろうから、噛み合う現実の議論になりにくいような気がする。こういう右左する議論に巻き込まれたくない。社会保障は詳しい分野ではないともあり、この手の話は社会政策の専門家通しでジックリと結論が出るまでやってください(出ないとは思うけれど)。

やはりこの分野の本は私は苦手だ。読んでいて滅入る。私が貧困になった時はその時にセーフティネットとしての生活保護をもらい、さらにエコを進めた生活、支給範囲で慎ましく暮らすだろう。この分野で私が何か貢献できるわけでもない。申し訳ないけれど、一個人として積極的にこの貧困分野に関与してボランティア的に貢献したいとも思わない。貧困対策に対して、エコなライフスタイルへの改善を伴おうとしない人を突っぱねるところがあり、そういう人達を見ないようにしているのは、冷たいかもしれないけれど関心がないのだと思う。私は通常の経済活動の中で今後も関与していきたい。なお、この機に他に読んだ本が以下。林修上野千鶴子本は面白かった。

受験必要論 人生の基礎は受験で作り得る (集英社文庫)★★★★

アドラーに学ぶ職場コミュニケーションの心理学★★

おひとりさまの老後 (文春文庫)★★★★

人事のプロが教える 働かないオジサンになる人、ならない人★★

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)★★

新自由主義の自滅 日本・アメリカ・韓国 (文春新書)

CasaBRUTUS特別編集 安藤忠雄の美術館・博物館へ (マガジンハウスムック)★★★

バイク for Beginners (100%ムックシリーズ)★★