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アクティブシニアのコンパクトなエコ生活

エコピープルでアドラーな Miketoyの85点人生のライフスタイル

安楽死で死なせてください

安楽死で死なせて下さい (文春新書)

待望の新刊リクエストの一つが到着して一気に読んだ。読みやすい本である。私も個人的には安楽死で死にたいと思うので著者橋田寿賀子氏の考え方に基本的には賛成であるが、ネットを見ると賛否両論あるようだ。(この本に限らないのだが)反対する人は意味を取り違えたりで、断片的なところだけでバッシングするのに辟易だ。

今まで、整理して理解していなかった死期を早める「安楽死」と無駄な延命を行わない「尊厳死」は違うことも解説されている。安楽死はあくまで本人が希望した場合の自分の死に方の選択肢の一つ。その安楽死には、積極的安楽死と消極的安楽死があるようだ。あえて致死薬を処方してもらうのが「積極的な安楽死」で、尊厳死は延命治療を拒否することで死期を早める「消極的安楽死」で大筋同じだが、最善の医療措置を尽くすことに関しての解釈で微妙に対応は異なるようだ。日本では安楽死は認められていないが尊厳死は認められているとのことで、消極的安楽死は微妙であるということだが、橋田さんは諦めたとのことだ。安楽死にこだわるなら、日本脱出しかなさそうだが、先日読んだ小笠原先生の「在宅看取り」でも同様なことは可能なのではないだろうかと思った。

 

具体的には、いざとなった時も救急車を呼ばない、事前に在宅看取りのかかりつけ医を見つけ相談しておくこと、尊厳死協会に入会、海外団体も調べるなど、すべきことが徐々に明確になってきた気がする。でも、あくまで準備の話。もう一度生まれ変わりたいとも思わないし、やれることはやってきて、もう十分に(私の場合は85点分)満足していて思い残すこともあまり(同様に15点分)ないし、生きている間はきちんと生きたいとの思いも、氏の主張と同じだ。