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アクティブシニアのコンパクトなエコ生活

エコピープルでアドラーな Miketoyの85点人生のライフスタイル

存在したものをなかったことにする役所

前川前文部事務次官は、加計学園を巡る文書で「あったものをなかったことにすることはできない」と言っていたのは有名な話である。財務省決済文書の森友学園への国有地売却問題での部分削除問題でもその通りになった。この逆もあるかな。なかったのに、あったことにする、カラ出張などはそうだろう。ともかく、事実とは違う「嘘」である。真面目に言うほどのことではないが(笑)、嘘つきは他者を騙すこと、泥棒の始まりだ。私は世間の評価よりも、関与したご本人自身からの視点に関心があるのだが、今後の検察調査の展開が、とても興味深い。ぜひうやむやにしないで真相を究明して欲しい。どう考えても野党の証人喚問が必要との意見が(素直に考えれば)妥当と思うが、一方で、どうも世の中もそうだが「辞めさせたがり屋」が多い。今や、財務省、麻生大臣への一億総バッシングのムードだ。私もある意味ではそうなのだが、佐川前国税庁長官に支払う退職金を取り上げろ!とすら思ってしまう傾向にある。
問題は最高責任者を辞めさせたところで解決はせず、きっとまた同じような事件は再発する。この際に膿はぜひ出しきって欲しいが、日本人(に限らないかもしれないが)のDNAに刻まれている血なのではないか。 

また、官僚だなと思うことの1つが、「要請があればやる」ということ。逆に言うならば、要請されなければ拒む。検察調査でもそうだが必要なら協力すれば良いのに、知らないふりをしたりする。自分の領分を決めて、それ以外はやらないと言う協力のない態度があるのが典型的な役所だろう。一言で言うならば、「共同体感覚」が欠如している。民間企業だったら、原則はあるだろうが、会社というまとまりがあるから、それなりにきちんとneed to know をわきまえて臨機応変に対処するのではないだろうか。

それをしない理由として、個人情報保護法などを持ち出し抵抗するのだろう。いちいち情報開示に、正式に要請しないとダメなのかと、ガチガチな役所仕事は、国に限らず地方公共団体でも良く目にすること。全員とは言わないが、そういった事なかれ主義な体質の役所関係機関での彼等の思考は大嫌いなので構造改革して欲しいなと思う(私の好みの押しつけであるが)。解決策は情報の透明性を高めることだが、無理だろうと思う。物事には、❶決めさえすれば「変わるもの」、❷法則に反する「変わらないもの」、❸文化的なもので長期の時間をかけて「変わり得るもの」がある。だから、「嘘」で騙し通そうとする体質は、❸番目かもしれないが、❷番目に近く今後とも変わることはないだろう。

His Excellency Taro Aso (Current Finance Minister of Japan, Former Prime Minister) addresses CSIS Statesmen's Forum.