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アクティブシニアのコンパクトなエコ生活

ゼロウェイストを目指すエコピープルでアドラーな Miketoyの85点人生のライフスタイル

なぜ嘘をついたのですか?

only the lonely

昨日の佐川氏の証人喚問で、私を含めた多くの人の聞きたかったシンプルな問い、なぜ事実と異なることを答弁したのですか?には何も明確な回答はなかったようだ。私は夜7時のNHKニュースを聞いただけだが、それに近いやりとりはあったようには思えた。佐川氏は、「・・こう言う意味で私の答弁は間違っていなかったと思っている」とか言っていた。こう言う言い草や逃げは、官僚系の人間は得意だ。良く理解できないのは、刑事訴追の恐れがあるからとの証言拒否だ。

 

これで政治家の関わりがなかったことが明白になったと結論づけるN幹事長もおめでたいが、野党の言うように疑惑が拡大したのが明白になったわけでもない。何も成果がなかったのは残念だが、こうなることは予想はできた。もっとも、彼が正直に答えるわけはないとも思っていた。だって、正直に答えて彼にとって何の意味がある?直接の報告義務を離れ、また官僚から離れた自由人になったからと言って、いきなり自由奔放に語る人は多くはない。現在の権力者からの「報復」を恐れるのは私とて、その立場ならば同じだろう。下手すると退職金を返還せよということになる。目に見えない陰湿な報復は、今後もきっと身内にもある続けるだろうと恐れるからだ。鞭でなく飴もあるかも知れない(でも後者は前者と比べると効果は少ないだろうと思う)。

 

第1の質問は、「貴方は正直な人間ですか?」と問うのはどうだろう。嘘臭い答弁ばかり聞いても意味がない。前提として、その人が信頼に足る人物であるか見極めることができるかも知れない。その上で、第2の質問、「なぜ事実と異なる発言をしたのですか?」の順なのだろう。

 

忖度自体は悪くはないと私は思う。縦社会の上司に刃向かうことのできない弱者の立場に置かれた人は多いのも理解できる。首相近辺からの関与はなかったのかもしれない。でも、公の場で嘘をつくのは良くない。嘘は方便というのとは違う。他者を欺くということ、他者を自分の目的のために、手段のように扱うということで、そう扱われた側としては嬉しくはない。その人にとって、他者はヒトではなく、単にモノでしかないのだろう。

首相も佐川氏も、第1の質問に対して、自己弁護するくらいだから自分は信用できる人間かには、イエスと答えるだろう。私なら、そんなことは恥ずかしくて言えない。「正直なつもりだけれど、時としてそうでないこともある」程度かな。そうなると、「どういう時が該当するのですか?」となり、答えに窮してしまう。