にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ

アクティブシニアのコンパクトなエコ生活

エコピープルでアドラーな Miketoyの85点人生のライフスタイル

仕事とは何だったのか

ドラッカー本は昔よく読んだものだ。仕事を再開して、仕事とは何だったのか(あくまで過去形だ)をもう一度見直したいと思い、類書を読んだ。

われわれはいかに働き どう生きるべきか―――ドラッカーが語りかける毎日の心得、そしてハウツー 

もう一冊、良かった本が下記であり、仕事とは何かを考えるには読みやすい好著だと思う。専業主婦も当然仕事、『仕事とは「何か重要なことをすること」と私がとらえているということ』、見えない物語という主張に賛同はする。感動は少ないのは、この歳で仕事の世界が終わりかけているということもあるが、アドラー心理学に傾倒しているため、良いなと思う本は、どれもアドラー的だねと評してしまい、終わりがちな側面もある。以前にこの本の著者榎本氏の他書も熟読したこともある。氏は私より若いが、私のキャリアになぞらえて本当の仕事について選択したこと、そのパーソナルな部分の方が私にとっての出会いとして重要であったので、それを以下に記してみたい。

本当の仕事  自分に嘘をつかない生き方・働き方

氏の歩もうとしたキャリアとしての道は私ととても良く似ていた。会社で悶々として自分探しをしていたこともあり、私も30代に著者と同じように海外の大学にとても留学したかった。そのために会社を辞めようとは何度も思ったが、決断できなかった。彼は天の啓示に従い、行動をした。そうして、コーチングの第一人者の一人としての地位を確立し、今日に至っている。彼の家族構成はわからないが、当時30代半ばの私の場合に行動を躊躇させたのは妻子だった。独身であれば、ほぼ間違いなく日本を飛び出ていたろう。その行こうと思っていた先も、時期も私の方が少し早かったものの同じ大学院で、California Institute of Integral Studies である。

その後に、またコーチングで道が重なってきたこともある。人生はどう転ぶかわからない。飛び込んだとしても私は能力不足で、著者のような成果は十分には出せなかったかもしれない。私は今は(今後も)アドラーのフォロワーだ。宗派に多少の違いはあるとしても共通するところも多く、本の主張よりも彼の足跡に関して、とても共感して読めたのである。

一方で、仕事に取り組み社会に大きく貢献したとして、選択の結末はどちらが正解であったかはわからない。行ったら、それなりの人生はあったとは思うが、諦めた自分を後悔はしているわけでもない。私はたいしたことのない人間なので、今程度の現状で十分に満足している。職を辞めてまでの海外留学は諦め、会社にしがみついていたからこそ、社会保険の安定的年金が確保されている。経済破綻することなく安全圏にいるのはほぼ確実、人様に迷惑をかけずに、社会的に総合的には結果的には、少しだけプラスの貢献で人生を終えるので十分と考えるのが私の身の丈で仕事観かとも思う。

この本のそんな著者と私の選択の外側の差だけでなく、本の中身自体に関しても印象的だったので、それについては次回の記事にて触れたい。