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アクティブシニアのコンパクトなエコ生活

ゼロウェイストを目指すエコピープルでアドラーな Miketoyの85点人生のライフスタイル

少年時代の物語

工学部ヒラノ教授のはじまりの場所 ―世田谷少年交差点物語―

大学教授だった今野浩氏の実際の話を脚本化した本である。語りが面白いのと、私と専門分野が近辺だっこともあい引き込まれて一気に読み終えた。多くにところで共感した。ここで触れられている学問に限らず、世の中の最先端分野を目指すトップレベルになる人は、中高くらいから違うのだよねえという話だ。その一例がこの本でも触れられていた、高木貞治の「解析概論」、当時の大学初年次の数学テキストの定番だが、私が今でもよく理解できない書物を高校生の時から仲間と競って読破しているくらいだから、ものごとを理解する頭の構造が根本的に違うのだろう。

解析概論 (1961年)

 オリンピックや各種スポーツでも、政治の世界でも同じこと。そこそこのレベルで良しとなるのが、一般のサラリーマンだ。組織の中で、多少は自分自身を抑えて、そのかわりに平穏に暮らしている。団塊世代前の年代の著者なのだが昔そうだったよなあと、戻りたいとは決して思わないけれど、その時代への懐かしさを覚えた。あの頃の少年時代の物語をよくぞ描いてくれたと思う。

 

図書館で、大学業界大研究の本を3冊借りてきた。どれも読むに値しないが、一応メモっておく。日本大学アメリカンフットボール部の悪質反則問題でもあらわれているように、内情としては多くの大学で共通する集団無責任体制の大学という体質もそうだが、教師もバランス感覚に欠けた変な人が多いと言わざるを得ない。

大学業界大研究 (大研究シリーズ)

こんな大学教授はいりません

もっと知りたい大学教員の仕事: 大学を理解するための12章

 大学というところは伸びる人は伸びるが、そうでない人はかえって高校時代より劣化する。世間体で行きたい方にはどうぞというしかないのだが、ご本人にとっても、親、そして社会にとっても損失以上の何ものでもないことも多い。以前にこの分野に関与していた私としては、大学に行った方が良いとは一概に言えないと思うのである。