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アクティブシニアのコンパクトなエコ生活

ゼロウェイストを目指すエコピープルでアドラーな Miketoyの85点人生のライフスタイル

涼しさのポイントは風

夏の季節は、百葉箱のような日陰の外気の方が、現代の家より一般的に言えば涼しいのは明らかであろう。その涼しいと感じるポイントは何かを考えたい。

暑い時の温度低下はエアコンの冷房で問題がないが、難問は湿度の高い時の除湿だ。私達の夏の不快具合は、温度と湿度の大きくは2つの変数によって決まる。その指数の1つとなるものが不快指数だが、どう制御し、温度や湿度を下げるかが難しい。温度だけ下げ、湿度は無視するのがエアコンの「冷房機能」、湿度だけ下げ、温度無視なのが「除湿機能」だ。通常の微積分は1変数だが、2変数以上となると複雑になり、偏微分という概念を導入する必要がある。実際にはもう40年以上前だから不正確かもしれないが、変数を固定してという考え方だ。当時、騙されたような気がして心底は納得はいかなかったものの、そんなものかとも思った。ともかく2変数以上だと複雑で制御は容易ではないということ。ここでさらに、温度、湿度以外の第3の変数、風という変数も登場してくる。複雑でよくわからない御仁は、エアコンメーカーを信じて、お任せの「自動」モードにすれば良い。

 

今年の夏は全国的に猛烈に暑かったが、今まではひたすら温度だけが異常に高温であった。だから対策としては、単純に冷房をすれば良かった。しかし、この数日は温度というより湿度が問題だ。暑い温度に慣れてきた身に、湿度を下げるために温度も共に下がるのは、寒すぎで不快だ。この数日では就寝前の湿度は85%近くあったが、除湿では一般的に温度が下がるのだが、冷えすぎを防止するにはどうしたら良いか。一旦、除湿した後に、冷房に戻して、あとはいつも通りの扇風機による送風としたらどうか。でも、気密性には限界があるから10分もすれば湿度は周囲と同じように高くなる。これでは、カンフル剤でしかない。もう1つの方法は、除湿をしたまま、ドアを開放したままにすることだろうが、こちらは試してはいない。

 

エネルギーの無駄遣いをしないためには、基本はまずは、①外気と室内の温度湿度を同じ状況にすることだろう。室内特有の悪条件があるなら、それを取り除くというわけだ。その上で、②室内温度をエアコンなどで下げ、その下がった③温度の風を扇風機などで送るということだと思う。

当たり前のことを言っているように思えるかもしれないが、悪条件下の熱のこもった①の状態で、いきなりエアコンを回す人は多い。でも通常はそれまで待てないから、すぐにスイッチオンにしたりすることも多いのだろう。②と③はペアだ。②なしの送風だけだと風が温いので快適ではない(エアコン出現以前の扇風機のみによる解決法)。でも温度は少しだけでも下がれば、湿度は80%でも送風により相対的には快適になる。③の風なしで空気温だけを下げるのはエネルギーの無駄遣いだし、寒くなりすぎた時の調整も難がある。

 

その風について考える。エアコンや扇風機の機械的な強制風以外に、自然の風がある。私は、当たり前のことが最近になってやっとわかった。窓の方向性の重要さである。その地域に東の風が吹いているときに、いくら西の窓だけあけても風は入ってこない。南北の窓の通しても、さほどないだろう。風速1メートルで体感温度は1度低下する。風の有無が重要だが、局所的にはあり得るかもしれないが、無風状態なら風が通るわけはない。私の住む高松市では、瀬戸内の凪もあり、真夏に自然な風の恩恵を受けることはあまり期待できなさそうで、機械の恩恵を受けるしかない。

室温を30度にして、その空気で風がない状態だと、涼しくは感じない。30度でも、その空気を扇風機で例えば風速2メートルで回すと30 ー 2=28度となる(私の持つ扇風機の仕様では最大風速175m /min とある。60で割って秒速に直すと、最大で3度温度低下ということになる)。人々が暑くて寝られないというときは、空気が暑過ぎることも多いのではないか。(極端にいうと除湿はなくても)温度を多少でも下げた状態で送風しただけで差は感じられる。我家は2年前までは扇風機の風音がうるさいことが問題で就寝には問題はあったが、今はDCモーターの扇風機を夜通し使っていて、とても静かで、自然の風のような雰囲気がある。ともかく、涼しさのポイントは風、それによって今後の厳しい夏の夏越しもしていけると信じたい。

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