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アクティブシニアのコンパクトなエコ生活

ゼロウェイストを目指すエコピープルでアドラーな Miketoyの85点人生のライフスタイル

親子関係も基本はビジネス

子を放任している親も多いが、過干渉の親もまた多い。親は子にお節介を焼きたくなるものだ。でもそうでなく、子の人生なので自由に生きさせて良いのではないか。私はずっとそう思っていたのだが、それが通用するのは一部の人だけ、自由に生きることを求めない人は決して少なくはないとわかってきた。

子の立場からして関わろうとする相手からの介入を拒否する言葉が「「もう関わらないでくれ! It's none of your business!」だ。アドラー心理学でも、課題の分離をするときに良く使う手法である。共同の課題というのがある。これは、岸見一郎氏のベストセラーの「嫌われる勇気」の本ではほとんど触れられていないのだが、関係を良くするために必要な重要な概念だ。共同の課題とすることに民主主義的な「合意」が必要である。貴方の将来を思えば・・という思いがあっても、相手の合意なく、(親は子にしがちだが)勝手に共同の課題として掲げ、押し付けるのもいけない。親子といえどもヒトとして対等、相手の人生を尊重する民主主義的な態度が重要だ。「もう関わらないでくれ!」とまで言われたなら、相方はその介入を肯定的に諦めざるを得ない。これは、仕事や友人との関係で同じ、ビジネスの関係で同じである。ただ、放任や過干渉よりマシな方法なだけで、ベストかどうかはわからない。だから当然、限界もあり、突っ込みどころもあるし、私も不十分ではないか?と思うところもある。

その1例は子供が、本当に勉強が自分にとって必要だと思ったら、親が何も言わなくても自主的に勉強に取り組むはずとか善良な心を持っているとか言われること。勉強するのは子の課題であり、親は介入しないという態度が基本である。私は、この種の無条件の子供に対する信頼は、現場の実情を知らない理想論で甘い考えだと思う。それが有効な子もいる一方で、(短期間で判断を下すなと怒られるかもしれないが)そうでない子も少なからずいる(それをより長期に責任持ってフォローするのは親しかいないだろうと私は思う)。そんな親や周囲のサポートがあっても学ばない子は少なくない現実がある。暴力やイジメがなかなか根絶しないのは、周囲も含めてその場しのぎの近視眼的な対応しかできていない1つの証でもある。子はまだ未熟、取り返しのつかないことも起こり得る。ご本人だけが撃沈するならまだしも、他の人を巻き込むことはぜひ避けたい。難しい問題である。

親子は対等で民主的にコトをビジネス的に取り決めるというその部分だけを取り出すと、愛のない分断の世界観とも見え誤解されがちなのだが、共同体感覚という概念までを理解して全体像を把握していただきたい。

Stop! Now talk to the hand