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アクティブシニアのコンパクトなエコ生活

エコピープルでアドラーな Miketoyの85点人生のライフスタイル

鯨肉は美味しいか?

Step 1: Cut Willy

鯨肉と言えば、かつて会社員時代の先輩の営業を思い出す。会社の比較的近くに鯨屋という専門店があり、何かというとランチでそこに行こうとなり、クジラのステーキばかり食べていたのがとても印象的であった*1。彼1人でも食べに行っていたようで、週に3回以上は鯨肉だったのではないだろうか。私の世代は、小学校の給食で鯨肉の竜田揚げなどが時々出て、その生臭みに馴染みはある。その店でのメニューの基本は鯨ステーキで、上のようなゴロゴロした赤い肉たっぷりで調理法も優れていたのだろうか、それなりに美味しいかった記憶がある。味のバランス的には、鯨肉だけで単調だったような気もするが。

Controversial Whale Dish - Þrír Frakkar (aka Three Overcoats) Reykjavik

さて、昨年の暮れに商業捕鯨再開のため日本政府が国際捕鯨委員会IWC)から脱退する方針を固めた。それ以降には話題にもならないから、政府の見解で国民は良しとなっているのだろうか。私もさして興味もないから、関係者同士で適当にうまくやってよという感じもあるが、商業捕鯨問題に多くの人は関心がないのではないか。

とは言え、報道で鯨を食べるのは日本の食文化だとかいう主張にはどうも納得できない。鯨肉販売業の大川敏弘氏は「江戸時代から鯨肉は日本人のお腹を満たした。戦後の食糧難の時代には子供たちのタンパク源として給食のおかずの代表格だった」という。捕鯨再開を擁護しているのは鯨を商売にしている人以外にあまり見かけないと想像する。アンケートなどをとってみればわかると思うが、ほとんどの人は私と同様に鯨を食べることは今ではないと思う。他の肉の代替案があれば良いではないかと思うし、若い人達が支持しなければ時代とともに消えるのは必然だ。「文化」という言葉を使うなら、それなりのデータの裏付けが欲しいところである。

関連して、国際間協調を乱してまで強硬に主張するのではなく、生物の多様性を維持する方向性が望ましい。利権を隠した姑息な苦し紛れの議論で、対話を重視する姿勢のはずの日本政府は、話しても無駄と会から脱退となる結末は一貫性がなく理解に苦しむ。世界との歩調を乱す多国間主義を無視するトランプ流の自国第一主義の影響が、日本を含め関連諸国に出てきているが、そんなエゴ的な態度こそ問題ありだ。あえて大騒ぎをしようとも思わないが、意見を求められれば、はっきりと捕鯨再開問題に私は No と言いたい。美味しいか美味しくないかに関わらず、私の残りの人生でも鯨肉を食べることは慎むだろう。

*1:飲酒で胃を壊したということで鯨肉が良いのだと言っていたが、果たして胃に良いのかは知らないが当時の赤坂にあったその店は今はなさそうだ。渋谷に同名の元祖店があるようだが、その流れと同じかどうかはわからない。