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品ある紳士らしき丁寧な暮らし

エコピープルでアドラーな Miketoyの75点人生のライフログ

シニアの終の住まい探しは老活

下記3冊の本を読み終えた。「住まいで老活」の本は職業訓練校や福祉住環境コーディネーター資格取得で勉強していた内容相当で良くまとまっていると思う。あまり明らかにされていない介護段階での現状も解説されていて、親の介護もあり得る私の年代の人は一読に値すると思う。他の2冊はそれほどでもない。

住まいで「老活」 (岩波新書)納得の老後――日欧在宅ケア探訪 (岩波新書)定年後に夫婦仲良く暮らすコツ (ベスト新書)

ポイントとなるのはこの図だ。f:id:Miketoy:20190608052739j:image

以前にも介護つき老人ホームや高齢者用マンションなどを見学に行ったことはある。(完全に自立の今で)いきなり右側のそれをする選択肢もなくはないのだが、不要なサービスが多いし、やはり滅入る。本来のメリットを享受できる時でも、オプションで行くところは人任せ、自分の人生を自分で切り開いている感がなさすぎ、それでは退屈すぎる。既に入居時点で「用」はない、やることがなくなったようなもの。だから私の場合は、できる限り左側の流れをキープし、最後で右に至るであろう。今回、義母の介護付き老人ホームに入居にあたり、いろいろとシミュレーションしているが、やはり同じ流れだ。

私も身体に多少の不自由を感じ、今住んでいるマンションで住み難いとなったら、義母と同じホームに行くことになるだろうか。妻が健在の場合だ。そのシナリオは十分にある。将来の展望はなく、用はなくなり、行くところもなく、お迎えが来るのを待つばかりの段階である。もっと気分良く、手厚いサポートサービスで暮らせるホームに行くだろうか。それとも、東京圏の旧家に帰り在宅サービスを受けるか、その近くのホームに入居するか、選択肢はそんなところだろう。

私が問題ない状態において妻が不自由な身体になったら、同様にこのホームに来るのだろうか。そうしたら、私は今のマンションから通いでサポートをするのだろうか。その時に、仕事はできているだろうか。できなかった時に、生活はやっていけるか。私自身も、徐々に耄碌しかけているだろう。支援の段階ならまだしも、介護2過ぎのレベルで十分な対処ができるかどうかはわからない。程度によっては、子に帰ってきてもらってフォローをお願いするしかないだろう。

介護に関する老後破産も、今まであまり注意を払ってこなかったのだが具体的に考えると心配になってきた。昨日のブログ記事の老後の2000万円モデルもそうだが、介護に関しては全く触れていない。その想定されている範囲で介護を処することは不可能だ。いわば、夫婦健在で平均額程度の年金収入で暮らせていることは、とても恵まれた環境であるという状態。すなわち、夫婦どちらかが介護状態になり、片方が施設入居となると、(今の住処と二重生活になるので)途端に倍以上の基本生活費が必要になる。その増加分は完全に貯金の食いつぶしをせざるを得ない。施設代が月20万円としても年額で240万円の純増。そこまで年金で・・となると多くの場合には厳しいだろう。いつまで続くかわからないその重複介護生活が5年続くとしたら5倍の1200万円、そんな余裕はお持ちだろうか。別のタイプの施設でなければ介護破綻に至る場合も多いだろう。それを避ける意味でも、できるだけ自宅での介護1〜2レベルで食い止めケアする留意が必要になるとも冒頭の本で触れられている。

義母の終の住処探しの関係で、何か自分自身のそれも急に具体化してきてしまった感じがした。

Smiling senior older man

写真は爽やかで健康的な爺さん。私もこうありたい。