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アクティブシニアのコンパクトなエコ生活

エコピープルでアドラーな Miketoyの85点人生のライフスタイル

反抗期はなくて良かったのか・・

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昨日の新聞に精神科医の和田茂樹氏の「反抗期がなくても心配無用」という記事があった。これまでの子育てにおいて常識のように言われてきた “反抗期があった子の方がいい子に育つ” という主張はただの仮説で何の根拠もないことが明らかになっているとあった。親を大切にする子どもは心理的にも良い振る舞いをするし、悪い誘いには瞬間的に親の顔が脳裏に浮かんだりし踏み止まり、社会適応をしやすいと書かれていた。

 

アドラー心理学でも、国内の教祖でやはり精神科医である野田俊作氏が類したことを言っていたのを聞いた時に、そうではないだろうと訝しく受け止めていた。でも、私も周囲を見ていて、反抗期のない子で伸び伸びと育っているのは確かに目にすることも多いので心当たりはある。では逆に、親を大切にしない子はどうか。大切にしないくらいだから、親の顔を伺った行動はしないだろうから、相対的に悪への抑止力は弱まるだろう。心温まる関係の存在の有無とも関連しているかもしれない。このところ数多い凶悪犯罪は、その親の教育的な抑止力とも関連しているかもしれないと想像する。私が子だったときの反抗先は、男女差はあるだろうが、親であり社会であり、自分自身であった。それは結果的には私自身を強くもしたのだとは思うが、その権力を打ち負かしたいとすら思って権力闘争をしかけもしたものだ。

子の時に反抗があっても、後になって許せ、反抗期が終了すれば問題はない。一方で、大人になっての反抗期はタチが悪い。いつ回復するかわからないし、周囲に大きな影響を与えるからだ。最近の子世代の打たれ弱さもその一端として顕れる関連した現象だろうが、私自身(当時はアドラー心理学を知らなかった)の子育ても反省している。豊かで平穏な生活と良いとこどりをした社会は容易には作り難いのだろうが、決して不可能ではないと信じたい。