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品ある紳士らしき丁寧な暮らし

エコピープルでアドラーな Miketoyの75点人生のライフログ

マンション管理の未来に悲観的になった

Staff Meeting

先週に年に一度のマンションの総会に出席した。そこでの議論では、いつも長期的な視点に欠けている。通常は昨年の決算報告と次年度予算承認と新役員の選出だけで終わる。役員は持ち回り性で・・という役員からの意見も出てきたようだ。自分の任期の時だけ何とかやり過ごせれば良い、あとは先送りでその次の人に考えてもらおうという他人任せの姿勢が見える。これでは管理組合としてはまずいと思う。管理会社としては、現状維持スタイルの選択がされれば、管理会社を変更しようという提案は出ないだろうから、自分達の首は繋がるという意味でも好ましいのだろうが。

マンションの集団無責任体制はあちこちにある。具体的には、長期修繕計画の妥当性チェック、さらにそのための費用をどう捻出するかの観点だ。管理組合は所詮は素人、管理会社は多くの情報を持っていて、情報は非対称の構造だ。安易な方法は、税金を上げるのと同じように管理費を値上げするという策、これが採用される公算は大である。これも管理会社としては、自分達の大規模工事請負、管理委託費が確保できるので好都合だし、実際多くのマンションで管理会社主導になっている。

まず全体の積立額から自分達の管理委託費の取り分を確保して、残りであとはバランスを取ろうとする構造はまさに銀行が投資信託で手数料をとり残額で運用するのと同じメカニズムだ。銀行や管理会社などが自分達の贅肉をとったりの根本的解決策が模索されることは多分ない。築数十年経過する中古マンションの管理組合でも、将来どうするか長期計画の選択肢が議論されることは少ないのは、どこも似たようなものだろう。長期計画なしの自転車操業ばかりで、すべて問題先送りの現状維持路線だ。

これでは、マンションを管理会社から管理組合へ取り戻そうとする選択肢は、面倒臭いと多数決、事なかれ主義者によって否決される。共同体を作ろうというのは夢物語か。マンションの共同体である管理組合とは、所詮そんなものかも?と愛想が尽きてきた。共用部分を区分所有者全員で管理するマンション管理の未来に関して悲観的になってきて、すぐにということはないとしても、くじでババを引かないためにも、改革志向のないマンションなら脱出した方が良いかも?、全部を自己責任で処する戸建ての家の方が分が良いのかも?と思い始めている。