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品ある紳士らしき丁寧な暮らし

エコピープルでアドラーな Miketoyの75点人生のライフログ

私達の生活の基本は自己利益!

知らないと損する 経済とおかねの超基本1年生

エコノミスト大江英樹著の上記本で、経済学の定義は「社会において、限られた資源を有効に活用することで、人々がしあわせになるにはどうすればよいかを研究する学問」だとしている。学者でないから、この定義には異論は出るだろうが、わかりやすいし面白い切り口である。また、次のようにも述べている。

経済学では「人間とはこういうものだ」というモデル(=模型)を作ります。そこでは人間というのは、しあわせ=満足=利益と考えるものだと定義し、このため人間は誰でも自分の利益が最も大きくなるように合理的な行動をするという前提で考えます。

アダム・スミスは、「誰もが自分の利益を追い求めて利己的に行動することで、〝見えざる手〟に導かれて世の中全体が良い方向に向かう」と言っています。

 

この定義や説明からすると、私のこのブログは私のバイアスのかかった「経済学」の一実践例ということになる。人々のしあわせを実現するためには、各自が自由に、不必要な無駄を排除して合理的に振る舞えば自己利益に叶うという自由主義の主張と呼応する。実践する場は社会、できれば大多数の人の働く会社のような場で学ぶことができれば他の人の気持ちも理解できるようになるだろう。その点では、私は幸運であった。

ともかく、世の中の基本は経済で動いている。自分にとっての利益、意味を総合的に勘案し、判断する。数値化されれば、客観的にもなるのでわかりやすい。典型的な利益ならば「お金」に換算されるだろう。子供の頃からお金のことを議論するのは下品だという雰囲気を周囲から感じていたから避けていたが、この頃は自信を持って記事にもしている。人々の実際の行動では損得で動くことが多いわけだから、他者理解という意味でも若い頃にこの手の本でしっかりと理解しておけばよかったなと今では思う。

 

それは、アドラーでいうビジネスの関係に相当するだろう。それができていない人も多い。その経済学やビジネスの関係だけでは言い尽くせない世界があることも忘れてはならない。情報が不足している場合もあるが、人々は意図して不合理であることもある。幸せになることを意識しない人もいるし、誰しも何も考えずに流れに任せてそうすることも少なくない。また、愛のある関係では損得を度外視して不合理な方を選ぶことも起こりがちで、それは良いとも悪いとも言えない。

 

ビジネスの関係と区別すべく愛の関係、それらを区別する視点は、アドラー心理学を理解する上ではとても重要だ。私も完全に理解したとまでは言いにくい段階だが、野田俊作氏の下記著作は以前のモヤモヤ時代よりはずっとしっくりくるようになった。とは言え、未だに難しく、私自身も実践が十分にできているとは言えない。この本はかなり野田俊作流のアドラー心理学的な世界観の入った解釈だが、日々の生活と世の中を同一平面上で理解できる考え方。読みにくく感じるひとも多いだろうがとても説得力がある論で、アドラー上級レベルの本と言えるだろう。また読み返してみよう。

グループと瞑想 (アドラー心理学を語る2)