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品ある紳士らしき丁寧な暮らし

エコピープルでアドラーな Miketoyの75点人生のライフログ

新型コロナで活躍したシステム構築

昨日に下記の記事を見かけた。もう今の私では住む世界の全く異なる話だが、そうだよな、そうあるべきだと感じた。

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医療機関と入院調整チームが、各医療機関の COVID-19 患者の入院患者数と受け入れ可能数の最新データを安全に共有し、「見える化」する必要性を強く感じました。

そこで、FileMaker プラットフォームで展開される WebDirect テクノロジーを採用することを検討して、 クラリス・ジャパン株式会社 および 認定パートナーで北海道に拠点を置く 株式会社 DBPowers  に協力を依頼、アジャイル開発と臨機応変なローコード開発を求めました。 

上村講師から患者調整に必要な項目が指定されデータの入力が始まりました。今回のアジャイル開発は当初の検討開始から 5 日で完成となり、クラリス・ジャパン株式会社からライセンスの無償提供を受けて FileMakerプラットフォーム をベースとした 「CovidChaser」が稼働し始めました。

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クラリス社の「ファイルメーカー」はとても使いやすい、パワフルなパソコンアプリである。開発が早くできるから、今回のコロナのような緊急事態が突発的に発生したときに、このような新たなシステム(クラリス社はソリューションと言っている)を早期に開発することが求められる。

プライバシーも確保しながら個々人の名前やその後の遷移状態もトラッキングするシステムだろうから、裏に潜む仕組みは結構複雑なはず。こういうシステムなしには、刻々と変わる日々の情報の整理は紙ベースで行うに情報遅れも生じるし難儀である。

従来のシステム構築は、“要件定義” をきっちりと確立することから始まる。しかし、お尻に火がついた現場では、そんな悠長なことは言っていられない。例えば、明朝の記者会見までに正確なデータが必要なのだ。そういう時に、検討開始から僅か5日で完成できたツールとしてのファイルメーカーの柔軟さは群を抜くもので素晴らしいと私は思う。

別の話としての国民一人当たり10万円の給付金のシステムも、ただユーザーがオンラインで入力したものをシステムでのチェックなしにそのまま送っても、その後の照合を人間がやっていてはあまりに大変で破綻したのは、ツールの選択も含めてシステム設計をキチンとやっていなかったためのエラーと思える。

 

話は逸れるが、このファイルメーカーは私も注目していたソフトウェアで、6年前の現役時の老後の選択肢の1つには、こんなことも考えていたのだった。

4年前にそれを教えていたことがあるのだが、今なら少しは上手に教えられるかな? と思い反芻していた時に、たまたま今回の記事を見かけたのだ。

簡単な使いやすいソフトウェアと言えども、学ぶ気持ちのない人に理解してもらうことはできないだろう、教え方技術が著しく向上したとしても・・と今でもやはり投げやりな結論に至る。教師をしていた身からすると、果たして教育の現場で何をどう教えるべきなのだろうか、問われても未だよくわからないままだ。

現場の教師はそんな哲学的なことばかり言っていられないので、将来役立ちそうな、主流になるのではと思われる実利的な知識を伝えようとする。しかし、それでも伝わらなかったなぁ(知識でなく、思考の技術や主張的な表現技術、アドラー心理学的な考え方とかの試行錯誤でも同様だった)。“とりあえず目の前の与えられた科目名の一般的な知識を・・” と考える教師は(当時の私だけでなく)少なくないのではないかと想像している。