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クリーンでグリーンな主夫生活

エコピープルでアドラーな Miketoyの75点人生のライフログ

相手への寛容度

昨日6/27の日本経済新聞朝刊で、放送作家の小山薫堂氏による「内定スキルより人間力を」という辛口直言で次のような記事が出ていた。氏は東北芸術工科大学の学科長も兼務しているようだ。

慶応義塾大学湘南キャンパス(SFC)でゲスト講師を務めた時に驚いたのは、こちらが話をしている時に弁当を食べている学生がいたこと。昼食休憩がない時間なのでSFCでは普通のことらしいが、外部の人が教えにきた時くらいは我慢することを大学は教えるべきだ。上手に叱れる大人が少ないのは社会の問題だと思う」との主張である。
 
私は小山氏の「おくりびと」の脚本をはじめ、作品や多くの言動には敬意を表しているが、この主張は受け容れ難い。学生だって昼になれば腹は空く。学生がもし頭ごなしに怒られるとするならば、彼らはきょとんとするだろう。ながらの態度を責めるとしたら、そのようなシステムを許容している慶応大SFC当局に要求すべきであろう。その程度のことならば、注意をしない教師も多いだろう。しかし、それが「人間力」で問題なのだろうか? 空腹のまま無理して話を聞いても頭に入りにくいだろうと、私は学生に同情する。それより、昼休みまで学ぼうという態度を持ち受講しているのだから好ましいではないか。ランチ・オン・ミーティングのようなものと考えれば、合理的とも言える話だ。小山氏は、
 
--------------------------------------> 尊重されて然るべき
学生 <  専任教師  < 外部講師 (有名人?) 
 
との前提を持っているのではないか。
一般的にはそうなのかもしれないが、私は学生達の事情を学生の立場になってもっと考えてあげてよと言いたい。大学は、自らの前提を「べし論」を教えるところではないだろうし、20近くの年代となると、それはでき難いのではないかと思う。学生にとっての利便性は、場合によっては教師の都合よりも尊重されるのは当然と思うので、私は氏は瑣細なところにこだわっている気がしてならない。ひねくれもののMiketoyとしては、社会の問題?、大げさすぎないか? 自分の好み(前提)をおしつけているだけではないか? とすら思う。どうも大学を少しだけかじっただけの人や、教師になりたての人は、良くこの手のことを言うなと以前より感じている。
一方、同じ日の夕刊に書いている翻訳家(兼大学教授)、金原瑞人「最近の若者の言葉は・・・」のコラムがあった。こちらはタイトルとは裏腹で学生目線の言葉遣いの評論であり、私は金原氏の立場に近いと思う。
 
*** ベチュニア これも終わりかけ

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