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クリーンでグリーンな主夫生活

エコピープルでアドラーな Miketoyの75点人生のライフログ

教育運に恵まれない人達

一昨日の記事と同じ構造なのだが、複雑なものごとは分類整理することが必要だ。多すぎるとわかりにくいので、通常は3つか4つくらいが記憶力の負担を考えると適当だ。思考の整理ために、本質を単純化した2つの軸で考えるとわかりやすい。私は教師をしているので、それに限定した話として、学習者の学ぶ「意欲」と「環境」の2軸とし、今日の世界の教育の抱える問題点を整理してみたい。あらわれている事象に対して、場合分けでさらに分割して、4象限からなるマトリックスにして、それぞれ検討を加えるのである。それが下の表である。

 
 
                      環境あり               環境なし
意欲あり             ◎                     X  → ◯
 
意欲なし               ?                        ◯
 
 
学ぶ意欲もあり、学ぶことの許される環境がある。最も望ましい形で左上の◎だ。
学ぶ意欲がなく環境もないという場合は、残念だがしかたない。学ばないでも済むのならそれで平和といえるのではないか。ということで、少し気になるが、右下で◯。問題は残りの対角線にある 2つである。
学ぶ意欲はあるものの、環境が整わない右上分野だ。マララさんの国のような環境下におかれた教育運に恵まれない人たち。世界各国からの援助が増加し、改善しつつあると信じたい。ネットの普及してきている今は、MOOCSなどのインターネットによるオンライン高等教育システムも不十分ながら整いつつあり、徐々に良いものに進展していくだろう。
環境はあるのだが意欲はない左下 (行きたきないのに学校に行かされると言う人たち)、こちらも問題だ。放置しておくと、社会の持続性に困難を来たす可能性は大いにあると思う。 教師はそこで何ができるかというと、「馬を水辺に連れて行く」までの努力である。それはなされていると思うが、それ以上にできることは少ないのではないか。結論的には、機が熟すまで待つことだろうということで 「?」とした。
さてここで、左上と右下の分野は現状のままだから変化はない。社会問題としてねじれのある箇所の対処が問題となる。資源制約のある場合には、優先順位としては左下よりも、右上分野をより重点的にすればよかろうという結論になるのだろう。