桜は散りつつあるが、この季節は日本的情緒を感じられる素晴らしい時期である。一方、ピンク一色の派手な春独特の風景を伴い、汗をかくようなヌクヌクした暖かさて気怠さを感じるせいか、どうでもいいやと言う投げやりな気になる側面も毎年ながら私には生じてくる。
風景としての庭の視点はそれとは異なるのだろうが、ベースは地味な緑基調で、その合間に色鮮やかな花があるといい。庭が土や枯葉でなく緑に覆われてくるようになると、秋とは別の意味でのひき締まり感があって好きである。
*** シーン1 東前庭 ここでの主役は、やはりコルジリネ だ。
ミッキーマウスの木の新芽。黄色の花咲く黄緑の小豆のグーの脇から赤いチョキの葉が開く
アメリカヅタも新芽
ドドナエアの葉色が、茶色から緑色に変わる頃だ。艶っぽい魅惑的な色になる。
ツルマサキの色もエネルギーを感じる
イベリスの白色が鮮やか
クリスマスローズ 昨年は1つだけだったが、今年は9つの可憐な花をつけてくれた。もう終わり頃
ムスカリの青色も地味ながらきれい