数年前にオープンガーデンのいくつかに参加して、いつの日にか我家でもオープンガーデンをやってみたいと思った。昨日に紹介したドドナエアもそうだが、やはり今頃の一週間が我家では見頃な時だ。来年は住み替えでマンションに引越すことを考えると、やるなら今しかない。今までも断片的に記事にしているのだがマトメ記事ということで、オープンガーデンと宣言するには小さすぎる庭だが、今回をミニオープンガーデンとしてご披露をする最初で最後の機会としたい。
まずは東前庭。存在感のあるのはなんといってもコルジリネ、この庭の主砲である。どの角度から見ても、この風貌を維持しているのは理想形ともいえるのでないか。
2階から見ると、自画自賛ながら下地のカラーコンクリートの色は庭の緑をよく引き立てていると思っている。
中央にあるホンコンエンシス(常緑ヤマボウシ)の白い花は、これからさらに花が開き、映える。近くで見ると花というよりガクで、こんな感じ。
次に西前庭。旬なドドナエアと、奥側にあるミッキーマウスの木でしっとり落ち着く、癒される色調だ。
ミッキーマウスの木の実は、徐々に黒くなり、かつて正月の羽根つきで遊んだ羽根のようになる。1つのガクから1つの実と思っていたのだが、2つ、3つ、4つ、そして5つの実をつけているものも多い。
黄色い花からピンクに、そして赤、実は黄緑から下写真の中央部にあるように半分と少しずつ黒くなっていくことに、今までは注意していなかった。そんなぼんやりしていると見過ごしてしまう風景も大切にしたい。
前庭以外にも緑豊かな季節。基本はグリーンのグラデーションが綺麗になる時期、テカテカに輝くシマトネリコの若葉は爽やかだ。
斑つきが涼しげなアメリカヅタ。今まさに成長期。
ナンテンは、今年は赤い実をつけて欲しいと願っている。
ペチュニアのハンギングバスケットも落ち着いてきた。あまり多種の色使いはせずに、白を基調に咲き誇るバスケットが最もきれいかなと思う。