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クリーンでグリーンな主夫生活

エコピープルでアドラーな Miketoyの75点人生のライフログ

ゴーン氏は日産はともかく日本は愛していない

ゴーンさんのレバノン逃亡事件の今後の展開にとても関心を持ち見守っている。氏もそして日本という国にも互いにメンツがあり、真相解明にはまだ時間を要するだろうけれど、外野としては劇場にいるようでとても面白い。

私も氏と近い年齢だから枯れるにはまだ早いとも思うものの、(法や制度に問題はあろうが)主張が受け容れられなければ悪法も法なりソクラテスが死刑を受け容れる潔さに欠けるなと思わないでもない。法廷で今までと同様に堂々と主張し続けて論破して欲しかったと思うこと自体が、綺麗事好きな日本的な潔さのような気もする。でも、日本人でないから、(姑息な手段を使ってでも目的を果たすという)最後の手段をとったのであろうこともわかる気もする。

さて、ゴーンさんはいつぞやの会見で「日産を愛している」と言っていた。会社のトップで意のままに会社を動かしてきた人だろうからそれはわかる。でも日本という国に関してはどうだろう。ゴーンさんは日産は愛していたかもしれないが日本は愛していないのではないだろうか。愛する地はフランスかアメリカかレバノンかはわからない。でも日本でないことは確かだ。日本は彼の祖国では決してない。周囲もそう見てはくれないだろう。ただ、通りすがりのビジネスにおいて過ごした国である。ドナルド・キーンさんのように日本を愛し、コミットしていたとまでは言えないだろう。多分今では嫌いな国の一つになっているはずだ。

 

翻って、私の場合はどうだろう。日本は祖国だ。愛している。会社も愛してはいなかった。高松に来て3年になる。レベルが異なるものの、愛する祖国に相当する地かというとそうではない。たとえあと10年住んだとしても、また最期の介護施設が高松であったとしても、そうはなり得ないだろう。あくまで第3ステージのリタイア後に長く住んだ地というだけのものでしかない。ルーツとも関連しているだろうが、それと同じような関係だろうか。

かと言って、生まれた地には私は何の思い出もないし、どこにあったのかも良く知らない。友人もいない。親は転勤族だったせいか根なし草で転々と居を変えていった。そして安定したのが旧家のある土地。本籍地もその地にしてあるそこで私は土の上だけを現代風に建て替えた。私の場合には、やはり手塩にかけて育てた庭と家のあるその旧家が愛する地なのであろう。やはり限界状況に於いては、ルーツが形を変えて現れるということだろうか。

Carlos Ghosn visiting Norway