クリーンでグリーンなリタイア生活

エコピープルでアドラーなリタイア人 Miketoyの75点人生のライフログ

子は臨時休校中に勉強はしない

香川県は他県と比べてとても教育熱心な県だと思う。県内全公立学校は今月6日から再開したが、来週から2週間、また一斉の臨時休校に入ると言う。節操ないなと思うが、今のコロナ騒動で迷走しているのは何処も同じ。寛大に見守ってあげよう*1

現場の教師はお手製のプリントを用意して、自宅での勉強の方法がわかるように指導し、自習を促進、学力が落ちないよう万全を期すとか言うけれども、私は信じていない。ニュースでの児童生徒たちのインタビューなどでは、休校になると早寝早起きをして体調を崩さないようにしたいとか教師を忖度し模範回答ばかり。すなわち、授業(学校)がなくなって寂しいとか、学校は素晴らしい楽しいとのワンパターンで辟易する。学校の勉強が嫌いな子は多いのではないかなぁ。そういう人へはインタビューしないし、回答によっては編集時にボチにされるだろう。

そもそも、休校になって子供は授業がなくても家で勉強するだろうか(小学生はまだするかもしれないが、中学となると)私はしないと思う。するのは勉強好きの奇特な人だけだ。児童生徒の大多数は、(大人と同じように)建前では綺麗事を言うが、本音では学校が休みでラッキー!と単純に喜んでいるに違いない。

今日の新聞に中間報告として北大で外出自粛を強いられた子どもたちの生活実態調査をした記事が出ていた。80%がテレビやビデオの視聴が増え、62%インターネット動画視聴が、ゲーム機器の利用が52%増加したとのこと。この調査項目に入っているかは不明だが、学習時間に関しての増減の結果も知りたい。私の想像では、テレビの視聴は増えても学習時間は以前より減少している。学校での学習時間はゼロ相当になり、さらに家での学習時間も減るようだと学力低下は目に見えている。上の学校にいくほど、この傾向は顕著なはずである。医療崩壊は直近の課題として危惧されているが、教育も崩壊していくのかもしれない。

学校行事の建前と本音に関しては入学式や卒業式でもありそうだ。式典をしてもらって児童生徒は嬉しいのだろうかよくわからない(私はなくても良いと感じていた)。卒業式や入学式の簡素化で来賓の祝辞はなくなったが、こんな時代になる前から来賓の言葉を聞きたいと思うような子供がいたはずがないとまで言うと言い過ぎだろうか。私を含めたほとんどの人(親でも現場にいる教師ですら)は退屈で仕方ない我慢の(忍耐力を養う訓練の)時ではないだろうか。

Arnn students learn about STEM

授業をきちんとやった地域の児童生徒の学力は上がるだろう。休校ばかりの状態が長く続けば、学力は下がるのは容易に想像がつく。一方で先生は勉強好きな人が多いので、勘違いが多いのだと思う。

でも勉強好きでない教師も最近は増えているのではないだろうか。

恥ずかしながら、私は一時、〇〇科教育法というのを教えていたことがある。どんな教師になりたい?という私からの問いに、部活で生徒から信頼される教師になりたいという学生ばかりだったので驚いたものだ。人間教育は重要だが、それをある特定の教師一人に負わせるのはとても危ういと思う。人間教育などできるものだろうか、疑問に思う。教科学習だけでは学校教育は成立しないことは認識しておかねばならないが、ともかくヒトの教育は難しい。批判するのは簡単だけれど、具体的な対案作りは容易ではない。今私が自由にできるなら、アドラーの教育の3S、「尊敬」、「責任」、「生活力」を学んで欲しいとは思う。それも一つの考え方でしかなく、反論もあるだろうけれど。

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*1:私は地域間学力格差が開くことを恐れた政府から県へ足並みを揃えよとの圧力ではないかとの邪推もあるが