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クリーンでグリーンな主夫生活

エコピープルでアドラーな Miketoyの75点人生のライフログ

蓄電池導入に乗り気だったが

Batteries

蓄電池の見積りをもらった。設置費込みで140万円である。果たして、もとがとれるか?

結論から言うと、どうも怪しい 。(今回の記事は理屈っぽい。自分自身の納得のための記事である)

 

まずは電力会社の時間帯別の『価格差』を活用する、純粋に蓄電を活用する使い方。深夜電力料金を12円とし、朝夕時間帯を26円とすると、その価格差14円分はお得になるので、12円の安い深夜電力帯に電気を蓄電池に貯めて、翌日の朝昼晩に放電するという日々の繰り返しで暮らすというわけだ。

(深夜帯は後に触れるので置いておくが)朝昼夕にどのくらいためた状態の電気を使うかというと、我家の場合は多めに見て4kWhである。これだけなら1日あたり、14x4で56円の価値、月に30倍で1680円、年間で約2万円を削減できることになる。投資回収までの年数は、先の投資額から単純に割ると70年となる。いわばオーバースペックであり、20万円程度なら許容範囲ということ。

 

蓄電のメリットのもう一つは太陽光発電との連携だ。私の場合は現時点で42円で電力会社に売電できているから、できるだけ自分で電気は使わずに、この価格差を利用して売れるだけ売っている。

これで年間約24万円を得ていたから月に売電で平均約2万円の収入があったというわけだ。この余剰電力買取制度は国が、先の時間帯別料金は電力会社が決める話だから、制度が変更になるとフイになってしまう。電力会社との損得ゲームをしているようなもので脆弱な体質ではある。

 一方でそれとは別に電力会社への電気代の支払いがある。その額は平均すると月に約8千円あったので、差し引きすると月々1.2万円もうかっていたことになる。それは多額の太陽光発電投資を行なっていたからであり、徐々に回収してきつつあるイメージで、それとの関連でその分を毎年確定申告で所得税申告する必要があったのだ。

 

現時点でメリットは大きいものの、10年経過後のこの10月からの売電価格は、42円から8円に下がる。売電収入は1/5になるというわけだ。今確定申告をしている年間約24万円の収入は、約5万円に下がるということだ。これでは、発電設備の減価償却費すらでず赤字転落となる(所得税の税金を減らせるという意味はあるが)。

そういった状況に甘んじていれば、ライフスタイルの変更は必要がない。しかし不満だとなれば、試行錯誤をしてもがく。場合によっては蓄電池や売電先の変更などのリストラが必要になるかもしれないと思い、蓄電池の導入を考え始めた。

 

朝夕時間帯に電気代を25円で買っているとすると、8円で売るより、貯めておいて自家使用した方がお得である。蓄電池はそのための機器であり、新たな投資となるのだが、その前に現状をしっかりと分析する必要がある。

先に述べたように朝昼夕は4kWh程度、そして晩の時間帯で最も大きい電力消費は給湯、次がエアコン、ぐっと下がってIHの調理、冷蔵庫、電灯、テレビなどである。それ以上に発電しても使いみちがない。では給湯は?である。

現在給湯は深夜時間帯の安い時間帯で風呂のお湯を電気により沸かしている。この給湯がいくらにつくかが大きなポイントである。湯を沸かす時間帯と関連し、年間で時期により大きくばらつくので複雑だ。

我家では電気温水器、3月末での1日分の給湯は約12kWhで可能である。

東京電力の深夜時間の単位時間あたり12円である。200Vなので8時間動かすと、12x 2 x 8=192円

 

1日約200円使って風呂の湯を沸かしていることになる(エコキュートならば、この1/3の70円となる)。

今の我家の深夜電力はほとんどが給湯による消費で、他は小さいので簡単化するため、深夜電力の全部を給湯費として考えると、今のように深夜電力の12円で買うより、また今後に8円で昼の太陽光発電した電力を売るよりは、昼にお湯を沸かす方が合理的である。

 

そのためにはライフスタイルを変更する必要がある。今後は太陽光発電している昼間に給湯準備で湯を貯め、調理もできるだけ明るい時間にシフトするように変えていくということである。

給湯が全部昼間の自家発電を太陽光に、すなわち太陽光発電しているときならば、深夜でなく昼間のそれでお湯を沸かすように変える。太陽光発電のない時は深夜電力で沸かす。断熱タンクのお湯の冷める時間間隔は短くなるし、深夜電力の支払い分は最小になる。

 

電気による給湯を置き換える経済効果はどのくらいかの試算は次である。

毎日風呂に入ると192円を30倍して5760円だが、冬は多くて夏は少ないのだが、年間通しで約5万円とすれば今支払っている給湯代、それが追加分の価値になる。

エアコンは通常は朝に利用する。給湯と比べると小さいが、時間帯的には、朝晩時間だ。寝ている時は通常は止めているだろう。ここは蓄電池を利用する意味はある。実際の我家の冷暖房費は、7、8、9月に24時間冷房と1、2、3月に朝夕の6時間の暖房、年間の半分くらい月に3300円相当がエアコン冷暖房費とするとして3300円 x 6月 =2万円

 

給湯が5万円、エアコン冷暖房2万円分を蓄電機能で合わせて年間計7万円を置き換え可能とすれば、140万円の投資回収は20年で、私の推定余命を超えている(太陽光発電システムのときは10年であった)。「お得」を目指した蓄電池の導入に乗り気だったが、やはりまだ「お得」になるまでには時期尚早、蓄電池の価格がもっと下がるまで、当面はkwh8円での売電を不本意ながら受け容れざるを得ないかなと思い直している。