クリーンでグリーンなリタイア生活

エコピープルでアドラーなリタイア人 Miketoyの75点人生のライフログ

ただ寄り添うだけのカウンセリングの限界

Counselling

カウンセラーはクライアントに真摯に向かい合うのが基本だ。クライアントの私も問われたことは真摯に受け止め嘘は言わないつもりだが、状況説明で(私があまり本質的でないと思う過去のいきさつや事細かな状況説明をするのは煩わしくもあるので)少しイラつくことはある。

私がカウンセラーS氏に問いかけた時にすぐに返答が貰えずヤキモキしたことにも遭遇したが、時と場合により適切でなければ質問に直ぐには答えないというか後回しにすることもあるとのこと。具体的な1つは今のカウンセラーのS氏の人生のテーマに関して問いかけた時だ。私の人生のテーマのそれと一致しているのでは?という気がしたからで、ちょっとした好奇心からの問いであった。安易に答えることは時として、なあなあの慰め合う関係だけになってしまうことを恐れていると言っていた。

それはそうだ。慰め合っているだけでは、気分が良いだけで将来はない。私もかつてコーチングやカウンセリングもどきをしたことはあるが、その人に寄り添うことは心がけたが ひたすら寄り添うだけであったのを思い出した。その行為によって、相手が自然に気づくことがある。それは故人の河合隼雄氏もよく言っていたことだし、コーチングのスタンスでも答えは相手が持っている、それを信じるであり、重要なことでもある。

でも、それだけでいつも解決されるだろうか。答えないことによってカウンセラーとクライアントの関係が断たれてしまうと もともこも無くなり解決にはならない。Sカウンセラーは、そこを確認あるいは信頼されていると感じている時に、答えない方が適切と判断した場合には答えないという。するとクライアント自身でフォーカシング的になった事例を思い出したと言う。

そうか、そうだろうと思った。難しい。私は目の前の問題を解決したいクライアントだけで今後も十分だとすら思った。ただ寄り添うだけのカウンセリングでは限界があり、Sカウンセラーのような適切な判断が必要になるのだろう。やはり私にとってコーチングは無理な仕事だったのだと思う。