メンタルがダウンしている今のような時でも 明るい音楽でエネルギッシュにエアロビクスで体を動かしていると、爽快になり気分が晴れる。だから私にとっては 気を持ちこたえ落ち込み状態から救ってくれるものでもある。そんな私の エアロビクスでの課題は面替えである。
面替え、なんだそりゃ、仮面のマスクを変える演劇か?(笑)と思っていた。エアロビクスというものに出逢って5年、正面でなく横や後ろを向いて動作するのが「面替え」だ。中級クラスから上級クラスに至る大きくたちはばかる壁である。エアロビクスは左右対称のシンメトリーで動作するが、最初の頃は右側スタートは何とかついていけるが、左スタートするだけで足や手の動きが混乱していた(今でも少しは困惑するが、何とかついていける)。
中級クラスでも時に面替えは出てくるし、上級クラスとなると 面替えは頻発で 目が回り歯が立たず 毎度のように呆然となるのが常で苦手だ。きちんと個々の動きを理解していないためだろう。動きが理解しても、その動きの早さに身体がついていけないことも多い。
前にモデルとなる上手な人がいれば 早い動きにもついていけるようになったものの、後ろ向きになった途端に風景が変わり、最後列にいる私は最前列となる。そうなると先生が見えず、周囲の雰囲気も感じられないので、自力でナビゲーションせねばならないが、正面方向が変わると頭が真っ白になり 手こずってしまうのだ。
復習して ステップの動きを反芻し 振り返ることにより、次回にはできるようにしたいと思っているのだが、終わってホッとした瞬間に もう忘れている(笑)。現在はまだモヤモヤしている最中だが、言葉では言い難い身体の感覚が少しながら このところわかってきた気もする。この苦手な面替えの壁を年内に突破して上級クラス参加をとのチャレンジは、到達が少し先の射程距離に見えるのは日々の生活の励みになっている。