クリーンでグリーンなリタイア生活

エコピープルでアドラーなリタイア人 Miketoyの75点人生のライフログ

終わった人 再読

終わった人 (講談社文庫)

内館牧子著「終わった人」を再読した。6年半前に読んだが、主人公の田代壮介は終わらない!という雰囲気だけは覚えていた程度で、読んだ内容はすっかり忘れてしまっていた。再読したが、今度も面白かった。主人公は懸命に終わらないように抗っていたが、まだリタイア前期の局面でしかないのかもしれない。

この本のネタバレになってしまうのだが、最終的には 夫婦の関係は卒婚でのようなもので終わったように見える。

千草は初めての一人暮らしに不安もあろうが、卒婚を決めて以来、すっきりしたような、いい表情になった。とはいえ、実態は「別居」であり、問題は色々出てくるだろう。だが、少なくとも今は、この選択が俺たちを伸び伸びさせていることは確かだ。

ここに書かれているように、卒婚の実態は別居であり、問題は出てくるものだ。私としてはこの小説の続編を期待する。(初回に読んだときは そうも思わなかったのだが)その後どうなったかこそ 自らの行く末と重ねて気になるところだ。